怪談


【著者・小池真理子】

前回の短歌は、もはや「きみまろ」さんに近いものがありましたね(笑)

===あれから、半世紀、お下げ髪が お下げ顔になり、顔もお腹も弛んでしまった今日この頃、「あなた太ったわね」と、夫が太ったことをバカにする。「私はいいのよ。子供3人も生んでるんだから」産後太りを理由にする。産後から、早、30数年。

いつまで、産後太りを理由にするのか・・・=(アラ還の今日この頃です)こんな感じで🤣🤣🤣


ところで、今日の本は、漫談とは関係のない「怪談」です。

お彼岸ですからね😇

怖い、というより悲しいとか、寂しいとか、そういう感情のほうが合っているかも知れない。

それでは、行ってみよう👊


【岬へ】

かつて、自分を好きになってくれた男性。

どうしても、受け入れることが出来ず、友達として付き合って行く。

そんなある日、彼は自死する。

そして、今、結婚に失敗し仕事に行き詰まった私は、彼が最後に泊まったペンションに来ている。

そこで、一人の男性と出会う。

そこで、その男性が話した事とは・❓️



わぁっ😱❗❗"🫀"゛ドンッ叫び

突然、目の前に現れないで❗💢

びっくりするでしょ❗💢(笑)



【座敷】

大学時代の親友が、体調をくずしていた。名前は真由美。

私は、真由美を尋ねた。私を出迎えてくれた真由美の姿は、変わり果てていた。

お金持ちの奥様になった、真由美の夫が交通事故で亡くなった。

真由美は、その後、義弟と再婚をした。相変わらず、幸せな毎日だったが・・・

真由美が私に、話してくれた事とは・・・


【幸福の家】

木田医院を営む内科医の父と、美人で優しいお母さん。

虚弱体質ではあるが、可愛い妹の絵美。

そんな、幸せな家庭に育った小夜子(私)

ある日、私は公園に行った。

そこで、出会った孤独なおじいさん。

話すようになり、仲良くなり秋になった。

おじいさんを家にお招きしたのだか・・・

おじいさんが話してくれたのは、悲しい現実😭

ちょっと怖いけど、どんでん返しの悲しいお話でした。


【同居人】

夫は、身体が弱く、お医者さんに言われて、空気のすんだ所に引っ越した。

森の中に別荘を買った。

夫が使っている寝室に、座敷わらしがいるという。

夫が亡くなり、「わたし」にもわかるようになった。座敷わらしとの生活。ある日、もう一人の同居人がいることがわかった。


【カーディガン】

私の部屋にある藤製の衝立。

同棲していた彼が置いていったもの。

それは、彼が骨董市で買った物らしい。私は、子供の頃、叔母の経験した話を聞いて、骨董市で買ったものは少し怖かった。

その衝立にいつも書けてある、ありきたりのカーディガン。

そのカーディガンは、親友の送別会の時に、二次会で行ったバーに置き忘れてたものだった。

全員が私の物ではないと・・・

それでは、誰の物❓️

ラストはゾクっと😱


【ぬばたまの】

天真爛漫で、可愛い妻が亡くなった。

妻は「私」の教え子で13歳年下だった。喜怒哀楽の感情さえ遠退いてしまうようだった。

それが、あることが切っ掛けで私の前に妻が現れるようになった。

益々、すさんでいく私を気遣ってくれるN。

妻が現れるようになった切っ掛けは、Nと行った蕎麦屋。

もう一度その蕎麦に行きたいと、Nに言うと、閉店している。という。

それも、自分たちが行ったずっと以前に・・・

妻は・・・


【還る】

72歳の私。

私は入院をしている。隣のヘッドの若い女の子が、どうやら退院が決まったようだ。

その、女の子に、淡々と話しかける。という構成。

相手からの言葉は、書かれてはいない。

そこで語られた2~3の不思議な話。

息子の結婚披露宴にいた男性。何故か気になる。その後、街でも見かけるようになる。

その、男性とは誰だったのか❓️


おばけおばけおばけおばけおばけおばけおばけおばけおばけおばけおばけおばけおばけ


小池 真理子さんは、1952年10月28日 生まれで、日本の小説家、エッセイストです。夫は同じく小説家の藤田宜永氏だそうです。

主な長編作品に『恋』『無伴奏』『水の翼』『瑠璃の海』『望みは何と訊かれたら』などがあり、「短編の名手」と謳われ、『妻の女友達』『水無月の墓』『怪談』など、短編集も多く上梓していますね。渡辺淳一文学賞選考委員、山本周五郎賞、松本清張賞、島清恋愛文学賞など選考委員を歴任しているようですよ。

=ネット情報=


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長いのに、最後までお付き合い

ありがとうございます😁🌸🌟


いつもの如く、誤字、変換ミスは

笑って許してくださいませ🙇