ぼちぼちいこか

作・マイク=セイラー

絵・ロバート=グロスマン

訳・今江 祥智



部屋に本が溢れてきたので、少し納戸の本棚に

お引っ越しさせました。

その時、ふと、思ったんです。


皆さんのブログを読んでいて、絵本の紹介ブログを

目にする事が多々あります。

そこで、私もおまけの1冊と言うことで紹介したいと思いました。


沢山あった絵本も、甥っ子、姪っ子にあげたり

フリマで売ったりして、今は、背表紙の色褪せた絵本が

少し残っているだけになりました。

その中から、『ぼちぼちいこか』

購入して、かれこれ30年ほどたってボロボロですが。

対象年齢は、3・4・5歳。


🦛🦛🦛🦛🦛🦛🦛🦛左矢印カバかなはてなマーク

体の大きなカバが、色々な職業に挑戦するけれど

何をやってもうまく行かない。

最初、消防士になるけれど、梯子が壊れて失敗。

次は、船乗りになるけれど、舟が壊れて失敗。

その後もパイロットや、バレリーナ、

ピアニストやカウボーイ。

色々やってはみるけれど、どれも上手くいかない。

そして、カバは、「ええことおもいつくまで

ここらで、ちょっとひとやすみ。」

と、言って、ハンモックで休みます。

とても、ユーモラスな絵で、訳は関西弁。


昔は、子供達とただ、面白いね。

って、読んでいたんですけど、

今、読み返すと、うまく行かない時は休んでいいんだ。

こんな世知辛世の中、のんびりしていいんだ。立ち止まって休んでいいんだ。

そんな気持ちになり、ほっこりした一時でした。


あなたのBookshelfの

片隅に、そして、子供達のために

この1冊をどうぞ音譜