🐻✋明治以来、道内鉄路の屋台骨だったJR函館線の小樽―長万部間が存廃の岐路に立たされている。

2030年度末予定の北海道新幹線札幌延伸に伴い、JR北海道から経営分離される並行在来線の函館線小樽―長万部間(140・2キロ)の存廃を巡り、道と沿線9市町の協議会会合が12月27日、後志管内倶知安町のホテルで開かれた。


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倶知安町など4町は維持費負担の重さなどを理由に、鉄道の廃止とバス転換支持を表明。同管内余市町は小樽―余市間の鉄路維持を主張し、小樽市など1市3町は態度を保留した。fc6a7ba4b99e93d214d5476d4ddf4dc2

北海道は昨年12月に存廃決定を目指す方針を示していたが、沿線自治体の意向がまとまらず、決定は越年する。

北海道新幹線札幌延伸に伴い、JR北海道から経営分離される並行在来線の函館線小樽―長万部間の存廃論議が、重大な局面を迎えた。

12月27日の道と沿線9市町の協議会会合で、4町がバス転換支持を表明。目標とされた年内決着はならなかったが、バス転換を軸とする着地点に近づいた。

後志管内余市町は余市―小樽間の鉄路存続を主張したが、近隣自治体の理解を得るのは容易ではない。

態度を保留した各自治体にも、鉄路を維持した場合の巨額の赤字問題がのしかかり、最終判断を迫られつつある。「小樽―長万部間はバス運行としたい。一日も早い方向性の決定を望む」。


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文字一志倶知安町長

後志管内倶知安町の文字一志町長は、町内で開かれた協議会会合で訴えた。

バス転換表明の理由は大きく二つある。一つは鉄路を全線維持した場合、経営分離後30年間の累計赤字が道の試算で全線バス転換の12倍、864億6千万円に上ることだ。

人口減少で旅客収入が年々減ると見込まれ、線路保守などの経費もかさむためで、沿線自治体に重い財政負担が生じる。

鉄路廃止とバス転換支持は、ほかに同管内仁木町と共和町、渡島管内長万部町。沿線自治体の半数に迫り、今後は全線か余市以南の廃止・バス転換を軸に議論が進みそうだ。

態度保留は小樽市、後志管内ニセコ町、蘭越町、黒松内町で、さらに住民の意見を聞く必要性などを理由に挙げた。

迫俊哉小樽市長は記者の質問で‥『1ヶ月で結論を出すのは難しい』と述べました。

倶知安町で開かれた道と沿線9市町の協議会会合に出席した小樽市の迫俊哉市長と余市町の斉藤啓輔町長は、小樽―余市間の鉄路を維持するか年明けにも話し合う考えを示した。


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迫俊哉小樽市長

小樽市も巨額の財政負担は避けたい考えで、迫小樽市長は‥『斉藤余市町長とも意見交換させて頂き、その上で出来るだけ早めに小樽市として判断したい』と述べました。


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斉藤啓輔余市町長

一方斉藤余市町長は‥『余市~小樽間は輸送密度が高く、鉄道に分けがある』と述べ、小樽市との協議を通じて鉄路維持の可能性を探る姿勢を見せました。

同区間について2市町の首長で協議するのは初めてとなるが、財政負担などの課題で足並みがそろうかは見通せない状況だ。


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道は1月の次回会合で、あらためて意見集約する方針を示した。

それなのに調整役としての鈴木直道知事の顔が全く見えない。



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鈴木直道北海道知事

知事は夕張市長時代に夕張支線廃止を巡り「持続可能な公共交通体系を再構築」したと強調してきた。今回も巨額赤字でJRが経営を継続しない点では同じだ。

むろん夕張のような廃止前提は避けたい。140・2キロもの区間をどう守るかを模索し、知事が国と地元の調整に乗り出すべきだ。

整備新幹線と並行する在来線は旅客減でJRの経営を圧迫するため、国は経営分離を認めている。

札幌延伸では函館線函館―長万部間も対象で渡島管内の自治体が協議を続けるが、貨物併用のため三セク存続が有望とみられる。

全国でも大半が三セク存続だ。廃止は長野新幹線に並行した一部のみで11・2キロにすぎない。

小樽―長万部間では北海道が「第三セクターで維持」「すべてバス転換」「小樽―余市間のみ鉄路で他はバス転換」の3案を示した。

道の試算では全区間三セクだと地元の初期投資は152億円、初年度赤字は22億円に及ぶ。

各地で開かれた住民説明会では、巨額負担を避けバス転換を望む声や通勤通学に鉄路維持を求める意見が出た。道は試算だけで後は地域に丸投げしてはいまいか。

きのうの会合では小樽市などが態度保留とし、余市町は小樽―余市間存続を求めた。だが倶知安町などがバス転換を表明し、全区間維持断念の流れは強まっている。

新幹線では途中は倶知安駅しか残らない。観光アクセスからも広域的視点で考えるべきだろう。

余市町の斉藤啓輔町長は「鉄道の話なのに国土交通省を巻きこまないのはなぜか」と問題提起してきた。本質的な指摘と言えよう。

JRも「地域への的確な輸送サービス提供」目的で国の巨額支援を受ける立場だ。斉藤町長はその点も言及したが、道の担当者レベルでは関係者間の調整は難しい。

鈴木氏は知事選の出馬会見で鉄道網について「市民、道民の足をいかに確保していくかの観点で考えるべきだ」と述べた。議論を深め、手腕を発揮してほしい。

記事の一部引用:北海道新聞


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