スリーピークス試走会
来月の9日に開催されるスリーピークストレイルレースの試走会を行いました。
参加いただいた方、講師、スタッフを合わせると50名以上の大所帯。
まずは天の河原にて雪の残る南アルプス連峰をバックに記念撮影。
2週間前に下見に来たときはまだ雪がたくさんあったのですがすっかり溶けグッドコンディション。
コースプロデューサー 小山田さんの試走コース説明。
実際のレース(ロング38km)の後半部分をゴールまで走りぬく約18kmのトレイル。
まずは佐藤光子さん。
関西の大学で講師を務めるかたわら、あらゆるトレランレースで上位に顔を連ねる強者。
去年の日本山岳耐久レース、女性優勝のトップランナー。
装備やザックのパッキングの仕方、補給食の取り方など
トレラン初心者が知っていそうで知らない基本を非常にわかりやすく教えていただきました。
やはり女性トップランナーの上宮逸子さんにも特別にサポートしてもらっちゃいました。
もう一人は先日のハセツネ30kで見事優勝(2度目)をはたした加藤淳一さん(通称カルロス)。
本人が実践している登り方、下り方を見せてもらいながらのレクチャリング。
レース中、トップランナーの走りを見ることは中々出来ないのですごくためになります。
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スリーピークストレイル実行委員、特別ボランティア菊島啓さんらのご協力で
途中、ロードに出る鐘掛松というポイントでエイドステーションを設けました。
冷たいコーラやバナナ、チョコなどで火照った体に一息つかせます。 木漏れ日が気持ちいい!
春になりいよいよトレイルランニングレースが数多く開催される季節
またスリーピークス本番まで1か月前ということもあって皆さんだいぶ体が出来上がっているらしく
50名近くいる参加者どなたも遅れることなく無事に試走会を終えました!
これから毎週のように各地でトレイルレースがありますが怪我無く、楽しく頑張りましょう!
講師の方々、ボランティアスタッフの方々ありがとうございました!
屋久島・宮之浦岳~縄文杉縦走トレッキング・その4
屋久島最終日。この日は朝から雨でした・・・山中でなくて良かったです(笑)
午前中は島内観光、ショッピング、食事を取りながら昼過ぎの便で帰路につきます。
貸切りバス(バスガイド付き)でまず向かった場所はアオウミガメの上陸で有名ないなか浜。
5月から7月くらいにかけてウミガメが産卵の為に上陸します。
多いときは一晩で20頭以上上陸することがあるそうです。
樹齢200~300年のガジュマルの巨木が群生して、まるでジャングルに迷い込んだみたい・・・
写真で見える左手の大きな一枚岩がまるで千人が手を結んだくらいの大きさということで
千尋の滝と名付けられたようです。
巨匠、宮崎駿さんに『もののけ姫』のインスピレーションを与えたのが屋久島・白谷雲水峡なら
この滝は『千と千尋の神隠し』のネーミングの由来にもなった景勝地。
11月4日(月)~7日(木)の4日間。11月は年間で一番雨量の少ない時期になります。
もちろん、日本百名山の宮之浦岳の登頂、縄文杉を巡る縦走コース。
春とはまた違った雰囲気の屋久島にきっと出合えると思います。
ただいま、どしどし参加者受付中!ぜひご連絡ください!
参加者の方々、ガイドの浦西さん、ありがとうございました!
屋久島・宮之浦岳~縄文杉縦走トレッキング・その3
この日は縄文杉などの巨大な杉を堪能しながら下山します。
エルクで屋久島・宮之浦岳に登る時はいつもガイディングをお願いしている現地ガイドの浦西さん。
島の成り立ちから動植物の生態まで身振り手振りで詳しく教えてくれます。
樹齢3,000年とも7,000年とも言われている、島を代表する巨木・縄文杉。
残念ながら大きい枝が枯れ落ちそうらしく展望台の半分は立ち入り禁止になっていましたが
遠くから見てもその巨大さは感じることができました。屋久杉パワー注入!
空洞になった大株の中から空を仰ぎ見ると本当にハート型に見えるんです。
この辺りからは縄文杉までのワンデイトレッキングの人たちもやってきて登山道は大賑わい。
トロッコ道だけあって、実際にトロッコが汽笛を鳴らしながら走ってきました。
僕は今回でこのコース4回目なのですが初めての遭遇。
バスが待っていてくれる終着地、荒川口に無事に着きました!
昨日、今日と長い行程だったのでお疲れ気味かと思ってたらまだまだみなさん元気イッパイ!
ホテルできれいさっぱり汗や汚れを落とした後は、お待たせいたしました宴会タイム!
海の幸などに舌鼓を打ちながら、山の話題などで盛り上がりました。
明日は最終日、いよいよ山梨に帰ります。
屋久島・宮之浦岳~縄文杉縦走トレッキング・その2
この日は宮之浦岳の頂上を目指して別の山小屋に降りる行程一番のハードコース。
各自、ヘッドランプを付けて早朝5時に歩きだし。小雨のぱらつく中の出発でした。
花之江河(日本最南端の高層湿原)あたりまで来ると降っていた雨も止み、視界も開けてきます。
ここで初めてヤクジカと遭遇!成体でも本州のそれより小さめ。
今回のメンバーはどなたも晴れ男、晴れ女ばかり!ありがとうございます!
宮之浦岳までは登ったり下ったり、トラバースしたりの変化に富んだコース。
名前のついた奇岩、巨岩がたくさん点在して、本州の山とはまた違った雰囲気を味わえます。
山頂は風もあまり無く、ほとんど貸切り状態でゆったりランチタイムがとれました。
あとは本日の宿泊地、新高塚小屋までの下り。気を付けていきましょう!
アメリカ・ヨセミテ国立公園のハーフドームを小っちゃくした感じの岩。
寝床を確保したあとはお待ちかねの夕食タイム。
それぞれお持ちいただいた貴重なお酒を皆で分け合い乾杯させていただきました。
みなさん、どうりでザックが重い訳です、(笑)
明日は登山最終日、がんばりましょう!
屋久島・宮之浦岳~縄文杉縦走トレッキング・その1
4月14日(日)から17日(水)の4日間で屋久島に行ってきました。
目的は日本百名山の最南端、100座の宮之浦岳(1,936m)と縄文杉の小屋泊縦走ルート。まずは現地のガイドさんと合流し、さっそく登山開始!ザックの重さに気合が入ります。
この日は登山口から小屋まで1時間ほどの行程。
あっという間に一泊目の淀川小屋に到着。
屋久島の小屋はどこも無人の為、寝具はもちろんバーナー、コッヘルなど
普通の山小屋泊では使わないギアを持っての重装備登山。
思い思いに食事の支度をします。
明日は4時起き、5時出発の縦走中一番のがんばりどころ。早く寝て明日に備えましょう!