先日、同い年の友達が「もう60歳過ぎたから何もできない。」と言いました。
えー!!😳
この言葉に大変驚きました。
普通に話せて、食べれて、動けて、働けて、生活できているのに…
しかも彼女は資産も十分あります。
なんでもできるじゃん!と思ってしまう私。
話を進めると…
「なにをしたらいいのか分からない。」
「特にしたいこともない。」と言います。
きっと日常が忙しく、自分を顧みることがなかったのでしょうね。
一緒懸命生きてきたのでしょうから、それはそれでいいのですが…
子どもも大人になり、親の介護も終わった人は、自分だけの時間が増え、今後の残りの人生の過ごし方を考えることができます。
若い時と比べ、記憶力もあやしく、
身体的にも無理はきかなくなりますが…
一番素晴らしいのは、心身ともに「自由」になれること。
母でもなく、妻でもなく、一人の人間として過ごせる時間ができること。
以前、重度認知症のデイケアに勤務していた時、90歳の女性の方が言われました。
「私は女かな?男じゃったかな?」
「まぁどっちでもええわ、人間じゃったら。」
ほんと、そうだよなぁとその時思いました。
歳をとるのは、悪くないと思います。
若い時に戻りたいとも思いません。
あの頃が良かったなんてことも思いません。
だって今が一番楽しいのだから。
年齢のゴールがある程度見えて来るので、人生設計もしやすい。
こんなに面白いんだと思って生きていますが、それは意識の問題なのでしょうね。
「もう〇〇歳」と思うのか…
「まだ〇〇歳」と思うのか…
最後の呼吸を終えるまで、人間体験を満喫し観察することは可能。
特に今は面白い時代を生きています。
選んで今ここにいる私達。
社会の流れ、変化も俯瞰して見ると、「実におもしろい。」
「もう」でも「まだ」でもどっちでもいい。
何歳からだってやれることはあります。
人間体験は素晴らしい。✨