私は、お遍路修行をして、まっ透明(透明無形)な永遠の命の湧きあがるような正法の自動的なエネルギーを、私の人生遍路に、以前よりも多く組み入れることが出来たのだと思う。
物理学(科学・客観)のニュートンやアインシュタインは、エネルギーという透明無形なものに気づき、数式に組み入れて、現実と真実を解明しようとした。今でも続いている。
仏教(心・主観)の開祖のお釈迦様は、空(永遠の命。菩提心)という透明無形なものに気づき、心理法に組み入れ、現実と真実を悟られた。今でも人々が救われている。
キリスト教の聖書でも、「伝道の書」で仏教と同じように、「空」を説き、聖書の最初の創世記と最後のヨハネの黙示録で、命の木(永遠の命)を説いている。今では世界最大の宗教になっている。
このような事例から、私は、人の心の動きの中に、エネルギーや正法を増やそうとする動きが、自然に備わっているのだと思う。これに気づくことは、需要だろう。
このエネルギーと正法のおかげで、今の現世の人間が、本来の新しい時代の新しい真人間になって行くのだと思う。そして、その新しい真人間に、神的要素が増えて行くのだろう。
私は、徳とエネルギー価の高い、「涅槃の世界」が存在することを、ますます信じるよになった。・・・つづく。