ただ、しかし、これらのことは、私が旅の始めに「宇宙って本当に物資なの?」と思ったことについての、答えを出してくれたみたいだ。

 結局、現生の宇宙の世界観も、神の世界観も、人間の心の空間観も、永遠の命という普遍的基盤を元にしていて、宗教で言うところの、三位一体のもとを示しているのだろうと思う。これは屁理屈ではない。

 物理学のように、この世を物質や波動のみで考えてみても、ゼロか、無限の壁になるだけだろう。実際に、そうなっている。

 ちなみに、ヨガ(聖なる心の統一)では、この世を「神のみる夢「マーヤ」だと伝えている。・・・つづく。