始めは、宇宙の創造と光のイメージだった。それは、言葉の説明ではなかった。テレパシーのようなセッションで、しかも、感じながら見ているというような体験だった。誰に見せられているのかは、はっきりしなかった。その体験は、一瞬のようでもあったが、言葉になる前の膨大な知識だったように思う。だから、本当は、長い時間だったのではないだろうか?。とにかく、知識の伝達は、速かった。しかし、どこかの漫画で見たような、光から始まり、宇宙に広がって行く、イメージだった。でも、知識の厚みが違っていて、今、考えてみると、それらは、物質宇宙の向こう側の永遠性を示したかったんだと私は思う。
さらに、その時の体験を、深く感じてみると、重力(宇宙引力)と言うのは、心の空間では、慈愛に感じるんだと思う。
現在の物理学では、重力(引力)の正体も、慈愛の正体も、それがなんであるかを明らかにしていない。
しかし、私は、特に重力(引力)について、思うところがあって、それは、重力(引力)というものが、もともとの宇宙調和の方向に流れているエネルギーなんだと感じている。
私の言う宇宙調和を、分かりやすくするために、ざっくり説明すると、宇宙調和は、この現世の、最も微細なところと、最も拡大したところにあるのだと思う。
最も微細なところと言うのは、主観で言うと中心なんだと感じる。ここの説明が難しい。
例えば、地球で言うと、重力(引力)は地球の中心に向かっている訳で、その中心では、地球と太陽系と宇宙の、重力バランスが取れている。だからこそ、地球が宇宙に浮いている。なので、地球の中心には、それなりの力(エネルギー)の調和があると考えられる。ゆえに、ざっくり言えば、地球上の重力(引力)は、地球の中心に向かっている訳で、それは、宇宙調和の方向でもある、と言う理屈だ。
また、最も拡大したところの宇宙調和と言うのは、ざっくり言うと、宇宙が拡大しきったところの調和だ。今の宇宙物理学は、この宇宙は拡大していて、そのスピードは速くなっいると言う。ただ、何故速くなっているかは、分からないらしい。私は、感情的過ぎるかもしれないが、宇宙が拡大しきったところの宇宙調和を、宇宙自身が求めているんだと思う。それは、調和しているところのエネルギーが最も安定しているからでもあるし、物質(素粒子)は、安定を求める性質があるからだ。
いずれにしても、宇宙調和の方向に、重力(引力)はベクトルを示しているのだと私は感じる。
ちなみに、(私は物理学には素人なのだが)素粒子のレベルで、物の中心に流れて行く波動(エネルギー)を、調べれば、重力の元の物質が、時々、顔を出してくれるかも知れない。???。素粒子のレベルでは、エネルギーの波が、物質に変ったり、その逆があったりするらしい。
やがて、研究が進んで、重力(引力)の正体が分かれば、知識として、人々が知るようになるのだろうけど、難しい公式や実験がなくても、心の空間で、重力を感じることが出来れば、それは慈愛であると感じられるようになると、私は思う。・・・つづく。