(昨日の日記で、訂正があります。文中の下の方で、「詫び」と書きましたが、正しくは「侘び」です。お「詫び」して、訂正させていただきます。なお、「わび」のシャレを書きたくて間違えた訳では、ありませんのでよろしく。
ただ、そのために、理解しにくかったんでしょね、アクセスが沢山ありました。一人の人が、四回ぐらいアクセスしてるのかなぁ?。まじめに読んでくれて、ありがとうございます。ごめんなさい。)
私と歩きながら、霊伝さんは、死霊が分かると言っている。彼の言う死霊とは、人が死んでから成仏していない霊のことらしい。彼が、
「やっかいなのが、一人いるんですよ。」と言う。私が、
「ほぉ、お寺にですか?。」と聞くと、彼は得意そうに、
「そうじゃぁなくて、死霊ですよ。」と言う。私が、
「さっきから聞いてると、あんたの話は、現実なのか、霊界なのか、主語がないから分かりにくいよ。それでなくても、人間も、霊界の人も、感情的には区別がつきにくいだから。」と言うと、そんなことはお構えなしに、彼は、
「坊主だって言うんですけどね。」
「はい?。なんですか?。成仏してないの?。ボーさんが。・・・ハハッ。」
「金が欲しくて、変な理屈で悪いことをしたから、成仏したくない、って言うんですよ。」という。私が、
「悪いことって?。」と聞くと、彼は、
「相手が分からないことをいいことに、もっともらしい理屈を並べて、詐欺みたいなことですよ。」と言う。私が、
「まぁねー、修行をやり続けていても、食べることや生活の為のお金を考えなければいけないと思う時もありますけどね。それが、物質欲的金銭欲なのか?、結果が出ることで慈愛や愛を確認したいのか?。微妙な発想ですよね。いずれにしても、エネルギー不足だね。しかし、その死霊は、成仏と言うか、普遍的基盤に溶け込んだ後、自分の行くところが、分かっているんですかね。」と言うと、彼は、一拍おいて、
「そうなんでしょう。」と言う。・・・つづく。