お経には、四聖諦の四つの聖なる真理の宣説、教示、告知、説明、開示、分析、闡明は、沙門、バラモン、神、悪魔、梵天、あるいは世間のいかなる人も逆転出来ないものである、と書いてある。確かに、普遍的基盤(空・永遠の命・菩提心など)からのエネルギーの流れを、私は止めることはできないと思う。ある種の反応みたいな感じがする。
これを、また、雑で卑近な例をあげて、私なりの説明をすれば、日本には四季があるが、四季は、年によって各々の季節に変化はあっても、結局、四季に変わりはない。順番にくるのが普通だろう。これが逆転出来ないもの表れのひとつだろうと思う。
悪いけど、後の例については、普遍的基盤と共に自分で考えて欲しい。その理由は、自分で気づかないと、物にならないし、その危険性にも理解が及ばないからだ。ただ、成長するためには、逆転出来ない気の流れというものは、現世がどのようであろうと、必要だと、私は思う。
まぁ、色々な説明を並べても、テントの中の私は、台風の風の回転の流れに飛ばされそうになっている訳で、この風も逆転出来ないものなのかもね。・・・つづく。