私は、彼の変化を見て、・・・ここで私が言う変化とは、清まって行く姿かな、皺が増えても、観光程度の遊びから抜け出せなくても、中身が清まり始めているのが、彼の生きている姿にに現れて、私は分かる。もっと早くから、事業のやり方を考えて、お遍路でもしていれば、彼の問屋は、仮に誰かに裏切られたとしても、潰れなかっかも知れない。

 言いかたは悪いかもしれないが、彼は、仕事をなくし、家族の中で居場所がなかった。彼の思いの中で、自分に全ての権利があると思っていたのかもしれれないと、私は思う。いや、それはあるだろう。

 ただね、法則には、落ちていく法則と伸びていく法則とがあって、現世では、入り乱れているんですね。今の世の中では、本当の清浄さのレベルで、紙一重がその成り行きを左右するのかも知れない。

 落ちていく法則であろうが、伸びていく法則であろうが、その両方を受け入れながら理解すると、人間関係があるから、もう一つはっきりしないんだけど、アンニュインだけど、まっ透明な命に支えられた成長の波動があるんですね。仕組みもね。でも、訳の分からない負担を感じて、口では嫌がる人も多いね。…つづく。