もうAIが(特にChat GPTが)ものすごくたくさんの人が使ってて、子育ての相談にも使ってる人はたくさにいると思います。
なので、BASEみたいな講座に参加したり、何かを学んだりするのも、
「悩みを解消するため」
「困っていることを解決するため」
っていう役割は減ってきてるのかな?
なんて思っています。
それでも、僕がBASEをやろうとしているのは、
「AIにはできないことがあるから」
です。
AIにはできないこと。
それは何かと言うと、
「未来を創造すること」
です。
ちょっと難しい言葉で言えば、AIは
「過去の最適化」
はできるんだけど、
「新しい未来を創造する」
「可能性を最大化する」
っていうことはできません。
なんでかっていうと、
「これまでインプットされてきたデータを学習しているから」
です。
「ディープラーニング」
とか、
「LLM(大規模言語モデル)」
とか聞いたことあるかしら。
生成AIの元になってるのは、
「これまでに入力された大量のインプット」
なんですよ。
言い換えれば、その大量のインプットって、
「過去のデータ」
ってことよ。
過去のデータを参照したり、過去のデータから予測できる未来しか考えることはできません。
つまり、
「過去に起こっていないことは、AIには考えられない」
っていうことです。
これが
「生成AIが考える未来は、過去を最適化したものに過ぎない」
っていうこと。
例えば、
「子どもが不登校になったのをどう解決する?」
って問いかけてみると、
・子どもを信じて見守る
・無理に学校に行かせない
・家に居ながらエネルギーを回復させる
・子どもの状態を観察する
みたいな回答が返ってきます。
不登校のゴールは、
「子どもがもう一度、自分の人生を自分で動かしていける状態に戻ること」
っていう回答も返ってきたりします。
「まずは、学校への復帰よりも安心の回復から始めていきましょう」
みたいな。
普段から、僕の考え方やBASE理論を読み込ませているAIですら、こんなもんです。
親も、子どもも、安心する未来はAIでも考えられる。
でも、安心なんて、すぐに飽きて、退屈になり始めます。
それで、何かをしたくなる。
この時、
「新しい未来を自由に創造する」
っていうマインドを持っていなかったら、また元の木阿弥です。
こんな研究があります。
被験者に個室に入ってもらい、
「そこで15分過ごしてください。そしたら、謝礼を支払います」
って伝える。
その部屋には、何も置いてありません。
ただ、電気ショックマシーンがあるだけ。
「15分過ごすだけなんて、簡単すぎる」
って誰もが思ったでしょうね。
でも、この被験者のほとんどは、15分過ごすことができませんでした。
退屈になると、程なくして、電気ショックマシーンに近寄っていって、自分の身体に電気ショックを与え始めるんです。
つまり、僕ら人間にとっては、
「退屈よりも、苦痛である方がマシ」
なんです。
よく子育て業界でも、こんなことが言われます。
「親が子どものことで悩むのは、ヒマだからだ」
って。
親自身にやりたいことが無いと、ヒマなわけですよね。
でも、目の前に子どもがいる。
そうすると、親は、無意識のうちに、
「自ら、子育ての悩みや問題を作るように振る舞う」
んですよ。
BASEに参加した親たちの多くが、
「自分のやりたいこと」
を見つけて、自分のことで忙しくなります。
子どもに無関心になったわけじゃないんだけど、
「悩まなくていいことで、悩まなくなった」
「自分で問題を引き起こさなくなった」
ので、子育ての悩みが消えてなくなっちゃった。
解決したんじゃないよ。
消えてなくなったんです。
状況は何も変わってないのに、悩まなくなったし、困らなくなった。
そしたら、子どもの問題行動(って思ってたやつ)も自然と収まっていって、子どもに笑顔が戻るし、色んなことにチャレンジし始める。
親が、ただ単にやりたいことを見つけただけです。
子育ての話となーんも関係無い。
でも、親の心は軽くなり、未来に希望が持てるようになり、子どもを信じられるようになった。
そして、子ども自身も、これまでやってた行動が変わり、ちゃんと自分を大切にし、喜ばせてあげられるようになった。
親子でニコニコ笑顔になれたわけです。
あるお母さんが、子どものことで悩んでいました。
BASEに参加したことで、パン教室を始めることになり、今では大人気の講師になっています。
元々、そのお母さんは、パン教室を開く夢があったそうなんですよ。
でも、子どものことで悩んでるから、
「子どもがこんな状態なのに、パン教室を開くなんて夢のまた夢」
なんて思ってた。
思ってたというか、パン教室を開く夢のことなんて、すっかり忘れてた。
それどころじゃなかった。
そのお母さんが、SNSに自作のパンの写真をいっぱいアップしててね。
それがすごく美味しそうで、とっても魅力的だった。
ほんで、BASE内でも
「パン作れるのすごい!」
っていう流れが起こり、その流れでパン教室を作る夢を話してくれて、あっという間にパン教室を始めることにもなりました。
そのお母さんは、
「パン教室を始めたから、子どものことで悩まなくなった」
ってわけではないんだけど、BASEに参加して、子どもに対する悩みが軽くなっていって、
その流れで、パン教室の夢を思い出したから、
「パン教室を始めよう」
っていう流れになったんです。
前後関係だけ繋げると、
「BASEに参加したら、オンラインでパン教室をやることになりました」
っていう話です(笑)
こんな未来の変化が、AIに思い描けるのか?っていうと、おそらくできないんですよね。
もちろん、こうした事例をデータとしてあらかじめ入力していれば、AIも回答することができますよ。
でも、AI内に蓄積されたデータだけで、
「BASEに参加したら、オンラインでパン教室をやることになりました」
っていう未来は、想像し得ないんです。
子どもの未来だってそうですよ。
以前、
「家から出なかった子どもが、BASEに参加した後、日本を飛び出した」
っていう話も書きました。
この記事ね
↓↓↓
これも、そういう事例をAIに入力していれば、回答を得ることはできると思います。
でも、AIだけでは、この回答を得ることはできません。
しかも、仮に、AIが
「お子さんが不登校で、家に引きこもっていても、お子さんは日本を飛び出すことだってありますよ!」
って答えてくれたとしても、
「それって、所詮は、よそのご家庭のお子さんでしょ?」
って話です。
おそらくこれを読んでる親の99%が
「よその家庭のお子さんの成功よりも、我が子の成功と幸せを願っている」
と思うんです。
「よその家庭の子どもが海外に行ったんだから、うちの子にも行かせよう」
とはならないですよね。
別人なんだから。
性格も違うし、価値観も違うし、生育家庭や、人生経験、両親も違う。
何から何まで違うのに、
「あの子みたいに、うちの子も海外に行かせよう」
とはならないですよね。
子どもから拒否られて終わりです。
AIが普及してきて、色んな子育ての悩みを相談できるようになってきた。
でも、その回答は所詮
「過去のデータを最適化したもの」
に過ぎないから、
「現状から、まったく想像できない、創造的な未来」
をAIは回答することはできません。
あと、
「よその子が成功した事例」
をいっぱい集めることはできても、
「うちの子が成功する未来」
は出力できないんですよ。
だから、AIを使った子育て相談は、
「子どもを過去に引き戻す」
か、
「子どもをよその子の成功例に当てはめる」
くらいしかできないんです。
親に対しても同じね。
「BASEに参加したら、オンラインでパン教室をやることになりました」
とか、
「家から出なかった子どもが、BASEに参加した後、日本を飛び出した」
みたいなことは、どうやったって思い付けない。
AIには、過去のデータや成功事例に基づいたコンサルティングはできるんですけど、
新しい未来を創造するコーチングはできないんです。
自分が心から求めている本当にやりたいことを実現した未来を思い描くこと。
他の誰でもない、我が子が本当にやりたいことをやり、最高に幸せに生きてる未来を思い描くこと。
これがAIにはできない。
でも、僕ら親が求めているのは、
「自分が幸せに生きていられる未来」
「子どもが幸せに生きていられる未来」
じゃない?
その答えは、
「よその子」
「自分以外の他人」
「過去」
には無いので、AIにいくら質問しても出てくることはありません。
僕ら自身の心の中から、もしくは、子ども自身の心の中から引き出すしかない。
親の幸せなら、僕ら自身の心の中に、
子どもの幸せなら、子ども自身の心の中にあります。
AIに聞くんじゃなくて、自分自身を内側を探索していかんとあかんわけです。
それが
「コーチング」
だというわけですね。
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