イヤイヤ期や、反抗期だと思ったら、まずは子どもをしっかりと観察することが大切です | 家庭を子どものBASEに 佐伯和也公式ブログ

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子どもが思う存分遊ぶ(ゲーム含む)ことで、知的好奇心が育ち、それが勉強にも繋がっていく

思春期の話をするならば、この話もしておかなければなるまいて。

 

「反抗期は、存在しない」

 

です。

 

 

 

ついでに、

 

「イヤイヤ期も、存在しない」

 

です。

 

 

 

 

当たり前のように語られる、

 

・イヤイヤ期(魔の2歳児)

 

・反抗期

 

ですが、原理は同じです。

 

 

 

物理で言うなら、作用反作用の法則です。

 

作用があるから、反作用が起こる。

 

 

 

親からの強制や、制限があるから、イヤイヤってなったり、反抗が起こったりします。

 

で、親側の言い分としては、スケジュールや、正当性などの正論を主張して、子どもが悪者にされてしまう。

 

 

 

「反抗期だから、仕方ないね」

 

「イヤイヤ期だから、仕方ないね」

 

 

 

みたいな。

 

ほんとは、引いて開けるドアを押しまくって、

 

「開かなくて、イライラする」

 

「開かなくて、残念だね」

 

って言っている感じ。

 

 

 

子どもが反抗すると、

 

「ついにうちもイヤイヤ期か」

 

「うちの子どもは絶賛反抗期」

 

とかって言ったり、思ったりする。

 

 

 

でも、そんなもの、本当は無いんです。

 

無いけど、作り出すことはできます。

 

 

 

 

 

子どもが生まれると、親の体の一部を分けた感覚なのか、小さい頃に世話をしてきたからなのか、古い慣習からなのか、よく分からないけれど、

 

「子どもは、親の言うことを聞くべし」

 

みたいな固定観念を持っていたりすることがあって。

 

 

 

「子どもは、親の言うことを聞くべし」

 

っていう固定観念があると、子どもが言うことを聞かないと親はキレます。

 

だって、「子どもは親の言うことを聞かなければいけない」っていう義務があるのに、それを果たしていないから、親は気分を害してキレます。

 

 

 

「子どもは、親の言うことを聞いておかないと、辛い思いをする」

 

みたいなのもあったりするんじゃないかな。

 

「そうやると、しんどいのに、なんで言うことを聞かないんだ!」

 

ってキレます。

 

 

 

何とかして、親の言うことを聞かせたくて、親の想像通りに事を運ばせたくて、その通りにならないと、キレる。

 

だから、イヤイヤ期や、反抗期の正体は、

 

「親の言うことこそ正しい」

 

「子どもは親の言うことに従うべき」

 

っていう固定観念から来る『親の強制力による反発』です。

 

 

 

 

 

 

 

親にいかなる正当な理由があろうとも、子どもを親の自由にすることはできません。

 

イヤイヤ期や、反抗期の対処法は、この一文に尽きます。

 

命の危険とか、重大な過失などは、力づくでも避けてあげてね。

 

 

 

・時間がないから

 

・人様に迷惑をかけるから

 

・マナーに反するから

 

・非効率だから

 

・普通じゃないから

 

・非常識だから

 

なんて理由で、子どもの行動を制限されたり、強制されたりします。

 

子どもは生まれながらに主体的な生き物なので、その主体性が脅かされる時、反発します。

 

 

 

イヤイヤ期って言われる2,3歳の時は、身体的な強制力。

 

反抗期って言われる10~15歳くらいの時は、感情や、思想的な強制力。

 

 

 

親側にも言い分があるんです。

 

でも、親側にどんな言い分があろうとも、子どもの課題に踏み込んでしまっていることには変わらない。

 

 

 

こういう時期に、親なりの言い分を用いて、子どもを制限したり、強制したりして、子どもの主体性を削いでいきます。

 

親なりの言い分を持つことを批判したいわけじゃないです。

 

実際、結果として子どもの主体性を削いでいることにも気づいておきたいんですね。

 

 

 

親が子どもを強制する理由を持つのと同じように、子どもも自分の主体性を守るために、反発をします。

 

どちらも、自由にコミュニケーションを取ってもいい、という状況の中での選択の結果、そうなっているわけですね。

 

 

 

 

 

教育ってね、今の関わりの結果は5年後や10年後に表れるんですね。

 

その結果の原因は、100%親の関わりにあるわけではないけれど、親の関わりの影響の大きさは、やはり無視はできないほど大きいものです。

 

 

 

「うちの子は、本当に勉強が嫌いで、自分からは全然やらないんです」

 

って言っている親の今までの関わり方を聞くと、ばっちりイヤイヤ期くらいから子どもを制限して、色々と強制してきていたりする。

 

 

 

元々の性格とか、ある日突然、何の理由もなく、子どもがそうなった、っていうことはありません。

 

そうなるように育ててきた、っていうことなんです。

 

上にも書いたように、その関わり方は先生や、他の誰かによるものであることもあります。

 

 

 

で、そう考えた時に、過去を悔んだり責めたりしたいわけじゃなくて、気付いた時がスタートで、これから変えていけばいいだけの話です。

 

 

 

 

 

親は、夕ご飯を作らないといけなくて急いで帰りたい。

 

それなのに、子どもがなぜか帰りたがらない。

 

 

 

・子どもを無理やり帰らせる

 

・親が我慢して付き合う

 

っていう2択しか選択肢を持っていないと、たしかにしんどい。

 

 

 

どっちを選択しても、どっちかが我慢しなければならなくなってしまう。

 

子どもを強制せずに、スッと帰る関わり方だって、探せばあるんです。

 

 

 

「じゃあ、どうすればいいのよ!?」

 

って言われると、それは

 

「子どもが何をやりたいのかによります」

 

ってことなですけどね。

 

 

 

状況状況によってクリエイティブに考えて、その子オリジナルのやり方や、考え方を作っていく必要があります。

 

そのために、子どもをしっかり観察したり、丁寧なコミュニケーションを取れるようになっていくことが大切なんです。

 

 

 

 

 

これは知り合いから教えてもらった話。

 

「2歳の息子がご飯を全然食べません」

 

っていうことに対するやり方のアイデアです。

 

 

 

何とかして食べさせようとするんですけど、全然食べない。

 

それで、

 

「事前にお菓子を食べたからだ」

 

「そもそも、嫌いなものがいっぱいなんじゃないか」

 

とか色々と考えるんですが、どれも上手くいかない。

 

 

 

で、教えてもらったのが

 

「最初から少な目に与える」

 

っていうもの。

 

 

 

親が子どもに食べてほしいと思っている5割か、6割くらいの量を与えます。

 

子どもはそもそも食べたくない、って言って残すんだから、じゃあ、最初から少なくしてみましょう、っていう発想ですね。

 

 

 

そしたら、少な目に与えているから、全部食べれるし、子どもからしたら物足りない。

 

「おかわり!」

 

って言われる。

 

 

 

「はいよ!」

 

って言って、おかわりをよそう。

 

それでも、まだ全体の7割とか、8割の量。

 

 

 

また

 

「おかわり!」

 

って言われる。

 

 

 

「はいよ!」

 

って言って、おかわりをよそう。

 

それでようやく、9割か、10割くらいまで与える。

 

 

 

このやり方が賢いなぁ、って思ったのが、

 

・食べきった感を感じられる

 

・おかわりする喜びを感じられる

 

・親としてもたくさん食べてくれている感じがする(量は同じなんだけどね)

 

・子どものちょうどいい量を知ることができる

 

っていうこと。

 

 

 

これは

 

「子どもがご飯を食べないのは、量が多いからではないか」

 

っていう仮説に基づいたものです。

 

 

 

心理的な錯覚も関連していて、パッと出された量が多いと思うと、

 

「うわっ!多っ!」

 

って思って、食欲を失ってしまう。

 

 

 

一方、少な目に出されたら、

 

「あれぇ、少ないなぁ。もっと食べたい」

 

って思って、物足りなさを感じます。

 

 

 

どちらも最終的な量は同じなんだけど、結果は全然違った。

 

 

 

 

 

これね、やり方レベルで考えないでほしいんです。

 

同じやり方で上手くいくとは限らないです。

 

 

 

大切なことは、

 

・子どものことをよく観察していた

 

・親の価値観を押し付けなかった

 

・親も、子どもも、ハッピーな方法を考えた

 

っていうことです。

 

 

 

原因を取り除こうとしなかったんです。

 

子どもの食事の目的は、

 

・子どもが美味しく、楽しく食べてもらうこと

 

ですよね。

 

そこを実現するために、観察したり、創意工夫をしたんです。

 

 

 

親の方に、こういう考える習慣がついていると、子どもを押さえつけずに、子どもが納得感を持って行動できることが増えてくるかと思います。

 

思春期も同じね。

 

子どもを観察して、親の価値観を押し付けずに、親も、子どもも、ハッピーな方法を考えて、実践します。

 

 

 

これは、僕の印象なんですが、色んな親の相談を受けていて思うのは、

 

・子どもの観察が圧倒的に足りていない

 

っていうことが多い印象です。

 

 

 

「ご飯を全部食べさせること」

 

「何とかして朝起こすこと」

 

「成績を上げること」

 

「学校に行かせること」

 

などが目下の目標になってしまっていて、子どもの姿が全然見えていないんですね。

 

 

 

子どもの行動の特徴や、モチベーションのポイントが分からない。

 

だから、親が強権を執行して押し切るか、親が我慢するしか手段が無くなってしまう。

 

 

 

イヤイヤ期も、反抗期も、それ以外の時も、常に、まずやった方がいいのは、

 

「子どもをしっかりと観察すること」

 

です。

 

 

 

そして、

 

「親も、子どももハッピーになるには、どうしたらいいか?」

 

を考え続けます。

 

 

 

ここには一定の答えがあるんじゃなくて、その状況状況に合わせて考えていくしかありません。

 

子育てや教育は、最高にクリエイティブな活動なんです。

 

 

 

 

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