AR6:親と子どもは常に「場」を共有している | 家庭を子どものBASEに 佐伯和也公式ブログ

家庭を子どものBASEに 佐伯和也公式ブログ

子どもが思う存分遊ぶ(ゲーム含む)ことで、知的好奇心が育ち、それが勉強にも繋がっていく

こんにちは!

 

佐伯です。

 

 

 

前回は、

 

「幸せになる道は一通りじゃなくて、いっぱいあるんだよ」

 

っていう話をしました。

 

 

 

本題に入る前にお知らせで、今夜20時からYoutube Liveやります!

 

「安全基地になった後は、未来++を目指す」

 

っていうテーマで、これまでの話を振り返りつつ、みんなとコメントでやり取り出来たらなと思います。

 

 

 

参加URLはこちら!

https://youtube.com/live/ZNhpcRHKEcI?feature=share

 

今月は、毎週水曜日にYoutube Liveやるから、良かったら見てね!

 

 

 

 

 

 

さて、本題。

 

 

 

昨日、公式LINEの方で、

 

「親子関係は良くなったけど、次のステップいはいけてない気がするので、佐伯さんの新シリーズにとても興味があります!」

 

っていうメッセージをいただきました。

 

 

 

ありがとうございます!

 

いや、もう、ほんと興味持ってくれてる人がいてくれて良かった(笑)

 

 

 

「興味あります!」

 

「楽しいです!」

 

「学びになります!」

 

こんな感じのポジティブなメッセージを送ってもらえると、僕も元気が出ます。

 

 

 

これって、自分から相手へとエネルギーを伝えてるんですよ。

 

最初に、僕が

 

「子どもの未来++を創造していこう!」

 

っていうメッセージを発信しました。

 

 

 

このメッセージの受け取り方は、3通りあります。

 

肯定的に受け取るか、

 

否定的に受け取るか、

 

何も受け取らないか、

 

です。

 

 

 

「僕が良いことを言ってるから、肯定的に受け取る」

 

「僕が良いこと言えていないから、否定的に受け取ったり、何も受け取らない」

 

っていう側面もあるんですけど、それは実際に起こっていることの半分です。

 

 

 

もう半分は、

 

「受け取り方は、自分で決められるんだ」

 

っていうこと。

 

 

 

例えば、動物園に行って、ゴリラにう〇んこを投げられたとしますよね。

 

しかも、お気に入りの服にびちゃっとついてしまった!

 

あ、食事中の方はごめんなさい(笑)

 

 

 

それを、本気で嫌そうに悲しそうに受け取ることもできる。

 

そのまま、動物園に行ったことを「嫌な思い出」として記憶して、

 

「もう二度とあんな動物園には行かない!」

 

って思うこともできる。

 

 

 

一方で、たしかに嫌なんだけど、

 

「笑いのネタができたな」

 

っていう受け取り方もできる。

 

 

 

後日、友達に、

 

「こないだ動物園に行ったら、ゴリラにう〇んこ投げられてさー!」

 

「えー!ちょーウケるー!」

 

「「あっひゃっひゃっひゃ」」

 

って一緒に笑い合うこともできる。

 

 

 

この受け取り方の違いは、

 

「動物園の思い出をそれ単体で記憶している」

 

か、

 

「動物園の思い出を人に話す前提で記憶しているか」

 

の違いです。

 

 

 

「うん〇こ投げつけられて臭いし、お気に入りの服は汚れるし、最悪だからこそ、笑い話にしたれ」

 

っていう発想ですよね。

 

 

 

そうしたら、う〇んこも笑い話になる。

 

うん〇こも人間関係の肥料になるんです。

 

 

 

 

 

受け取り方は自分で決められる。

 

だから、僕の話だって、例えば、

 

「興味ある!おもしろい!学びになる!」

 

って肯定的に受け取ることもできれば、

 

「つまらん!無理!分からん!」

 

って否定的に受け取ることもできます。

 

 

 

「別にピンと来ない」

 

って無感動に受け取ることもできます。

 

 

 

全部自分で選択をしてる。

 

僕は、もちろん「この話おもろい」と思って話してるんど、話した後は受け取り手にリアクションが委ねられます。

 

どういうリアクションをするのかは、受け取ったみんな次第。

 

 

 

で、ぜひちょっとチャレンジしてみてほしいのが、

 

「肯定的に受け取って、肯定的なメッセージを返す」

 

っていうものです。

 

 

 

何かメッセージを受け取ったら、何でもいいからリアクションをする。

 

とにかく、リアクションをしてみる。

 

ほんで、何でもいいからレスポンスを返してみる。

 

 

 

僕も、前回のメルマガでは、お母さんからもらったコメントをメルマガで紹介したり、

 

公式LINEでもらったメッセージを紹介したりしているのも、

 

「肯定的に受け取って、肯定的なメッセージを返す」

 

っていうことの実践でもあるわけです。

 

 

 

本人にもメッセージは返すし、受け取ったポジティブなエネルギーは少し増幅させてから、他のみんなにも振り撒いていく。

 

そうすると、このメッセージのやり取りを読んでいるみんなも、少し元気が出てくると思います。

 

少しホッコリしたり、少し「自分もやってみようかな」って思えたり、少し学びになったり・・・

 

何かしら少し良くなる。

 

 

 

ほんで、このメッセージを受け取ったみんなが、僕も含めて、周りの人たちに対して、また肯定的なメッセージを伝えていく。

 

そうすると、このメルマガを発信源とした、

 

「ポジティブエネルギー場」

 

が出来あがります。

 

 

 

「場」っていうのは、

 

「そこにいるだけで影響を受ける空間」

 

のことを言います。

 

 

 

ポジティブメルマガ空間とでも言いましょうか(笑)

 

もちろん、僕とみんなとでは、物理的な場は共有していません。

 

僕は自宅やコワーキングスペースだし、みんなも自宅だったり、職場だったりするでしょう。

 

 

 

でも、僕らは、物理的な場だけじゃなくて、情報的な、仮想空間も共有できるんです。

 

物理的に場を共有してなくても、情報空間上で場を共有することができ、お互いに影響を与え合える。

 

 

 

「未来++」シリーズでは、「場」の話はもう少し後に話そうと思ってたんですけど、ちょうど良い機会なので、今話しちゃいますね。

 

 

 

 

 

これまで、BASEやメルマガで伝えてきたことは、

 

「家庭を子どもの安全基地にする」

 

って言ってたんで、

 

「物理的な場」

 

の話でした。

 

 

 

目に見える空間

 

目に見える相手

 

触れられる空間、相手

 

でした。

 

 

 

でも、安全基地になった以降で、ぜひみんなに使えるようになってもらいたいのが、

 

「情報的な場」

 

です。

 

 

 

仮想空間上に場を作る。

 

安全基地という物理空間の上の次元に、

 

「実現フィールド」

 

とでも呼びましょうか。

 

 

 

「そこにいるだけで、やりたいことができ、夢が叶っていきそうな場」

 

を作っていく。

 

 

 

BASEに参加してくれてた人は、

 

「エンパワメントする信念」

 

「スポイルする信念」

 

のワークをやったから、何となくは想像つくと思いますが、あれの応用です。

 

 

 

とはいえ、めちゃくちゃ簡単です。

 

例えば、4人家族がみんなリビングにいて、父親がムッとしているとしますよね。

 

明らかに不機嫌そうな雰囲気。

 

その雰囲気を出すだけで、もう場全体がピリつきますよね。

 

あれが「場」です。

 

 

 

目に見える形で「場」を作っているから、低次元の場ではあるんですが、場であることに変わりありません。

 

でも、より高次元の場を作れば、物理的な場は覆せるというか、上書きすることができます。

 

 

 

逆は、すなわち、

 

「低次元な場(=物理的な場)が、高次元な場(=情報的な場)を書き換えること」

 

は起こりません。

 

 

 

起こる場合は、必ず、

 

「高次元な場が、低次元な場を上書きする」

 

です。

 

 

 

 

 

 

 

で、そもそも「場」ってなんだ?っていう話をします。

 

「場」の話は、電磁気学を知ってる人なら分かると思うんだけど、

 

「電場」

 

「磁場」

 

ってのがあるんだよね。

 

他にも、重力場や量子場なんてものもある。

 

 

 

磁場が一番イメージつきやすいかな。

 

机の上に磁石を置くやんか。

 

 

 

磁石を置いても、見た目的には磁石と机しか見えんよね。

 

それ以外には何も変化が無い。

 

 

 

しかし、この磁石の近くに鉄製の釘を置くとどうなる?

 

磁石にくっつくよね。

 

 

 

目には見えないんだけど、磁石から何らかの力が働いていたわけよね。

 

で、その力の正体が「磁場」なんだけど、力と場は厳密には違うものです。

 

 

 

釘は、磁石の近くであれば、どこに置いても力が働くよね。

 

でも、釘を置かないと力は働かない。

 

言うなれば、力の源になるようなものが、磁石の周りの空間にできてる。

 

 

 

理科の教科書で、磁石の周りに砂鉄を撒いて、机の上に磁場ができてる写真は見たことあると思う。

 

あの写真を見ると、磁場は平面的に思えるけど、実際は、空間に広がってます。

 

3次元空間全体に、磁石を中心に「磁場」が発生している。

 

 

 

んで、その磁場の中に、鉄製の釘を置くと、釘に力が働くようになる。

 

釘を置いて初めて力が働くから、磁場が持てる力の源のことを

 

「ポテンシャル」

 

なんて言ったりするんよ。

 

 

 

「あの新人は、まだ仕事はできないけど、ポテンシャルはある」

 

なんて言ったりするよね。

 

 

 

釘を置く前は、力は顕在化してないんだけど、釘と置くと力が働くんだから、釘を置く前から潜在的な力があったわけさ。

 

それが「ポテンシャル」ね。

 

 

 

 

 

「場」には、力の源のような「ポテンシャル」が常に働いています。

 

「場」は、BASEで伝えている考え方で言えば、

 

「ステイト(心の状態)」

 

が作り出します。

 

 

 

ただ、BASEの時には、初めて「ステイト(心の状態)」という考え方に触れる人も多かったから、テンションとあんまり区別をせずに話していました。

 

でも、ステイトと、テンションは厳密には違います。

 

 

 

テンションが低いけど、ステイトが高い人もいれば、

 

テンションが高いけど、ステイトが低い人もいます。

 

怒ってるから、ステイトが低いとも限らない。

 

感情ともまた違うものなんです。

 

 

 

「場」に、「ポテンシャル」を生み出すもの・・・

 

それが「ステイト(心の状態)」です。

 

 

 

そして、ステイトが作り出す「場」は、

 

「情報的な場」

 

だということです。

 

 

 

つまり、目に見えません。

 

 

 

例えば、親が子どもを心配しているとしますよね。

 

「子どもが家に帰ってこなくて心配」

 

っていう心配よりも、

 

「この子が失敗したらどうしよう」

 

「この子は将来、まともな仕事につけないんじゃないか」

 

っていうような心配ね。

 

 

 

親が子どもを心配している姿は目に見えます。

 

明らかに目に見て分かるものは、ステイトじゃない。

 

 

 

子どもを心配する親が潜在的に考えていることは、

 

「子どものことを信頼できない」

 

っていうものです。

 

 

 

子どもがゲームをしていて、

 

「この子の将来は大丈夫かしら?」

 

って心配をする親が思い描いているのは、

 

「未来-」

 

ですよね。

 

 

 

親が思い描く「未来-」が、

 

親の「ステイト(心の状態)」を決めて、

 

「あなたはダメだ」

 

「あなたはきっと不幸になる」

 

って信じ始めることによって、

 

「場」

 

が出来上がります。

 

 

 

ほんで、親が作り出した「場」にいる子どもは、

 

「あなたはダメだ」

 

「あなたはきっと不幸になる」

 

っていう暗黙のメッセージを常に受け続けます。

 

 

 

そうして、子どもの「ステイト(心の状態)」が、

 

「自分はダメなんだ」

 

「自分はきっと不幸になるんだろうな」

 

って信じ始める。

 

 

 

親が作り出した「場」からの力学が子どもに作用をし続けた結果、

 

子どもの「ステイト(心の状態)」が下がり、

 

子どもも「未来-」を思い描くようになります。

 

 

 

そして、子どもは、自分が思い描いた「未来-」に向かって、今を生きるようになります。

 

 

 

 

 

こうやって、親の思い描いた「未来-」は、

 

親の「ステイト(心の状態)」

「場」

子どもの「ステイト(心の状態)」

 

へと伝播していき、子どもが「未来-」を思い描くに至ります。

 

 

 

当然、親が「未来++」を思い描いていれば、同じ経路をたどって、子どもも「未来++」を思い描くようになります。

 

親が情報場を操れるようになれば、場を経由して、子どもに影響を与えることができるようになります。

 

 

 

ただ、その影響は、「未来-」「未来++」のどちらにも子どもを向かわせることができてしまう。

 

親の思い通りに子どもを操れてしまうんです。

 

この方法論は、使い方を誤るとかなり危険なので、メルマガ上では詳しいやり方は教えません。

 

でも、この方法論を知って、使えるようになっていたら、時間をかけて少しずつ、子どもが「未来++」を思い描けるようになっていきます。

 

 

 

なんだか子どもを操作しているようで違和感がある人もいるかもしれませんが、

 

「そもそも、親が子どもに何の影響も与えない」

 

なんて不可能なんです。

 

 

 

必ず、何らかの影響を与えてしまう。

 

必ず、+方向か、-方向には引っ張ってしまう。

 

それは、僕らが生きてる限り、影響を与えちゃうんです。

 

 

 

子どもに影響を与えてしまうのは、仕方が無いことです。

 

であれば、せっかくなら+方向の影響を与えたいじゃない?

 

 

 

新企画には、そういうことも盛り込んでいこうと思っています。

 

 

 

 

 

今夜20時からのYoutube Liveでも新シリーズの話をするので、ぜひ参加しにきてね!

 

参加URLはこちら!

https://youtube.com/live/ZNhpcRHKEcI?feature=share

 

 

 

テーマは

 

「安全基地になった後は、未来++を目指す」

 

です☆

 

 

 

ぜひみんなとコメントでやり取りしたいので、積極的にコメントもしてね!

 

 

 

 

 

P.S.

 

「そもそも、親が子どもに何の影響を与えないなんて不可能だよ」

 

って書いた話をもう少し詳しく話してみようと思います。

 

 

 

ここまででも長いのに、さらに続くのかよ!って思うかもしれませんが、僕も思います(笑)

 

 

 

突然ですけど、

 

「宇宙は、無重力じゃない」

 

って知ってる?

 

 

 

宇宙は、国際航空連盟が高度100kmからと定めてる。

 

それよりもずっと高い400kmくらいまで上がっても、地球の重力は90%くらいは残ってるんだよね。

 

1000kmくらいまで上がっても、まだ74%くらいは重力がある。

 

 

 

じゃあ、どこまで離れたら地球からの重力が0になるのか?っていうと、答えは、

 

「限りなく0には近づくけど、厳密には0にはならない」

 

です。

 

 

 

そして、地球からの重力を減らそうと思って、どんどん地球から遠ざかると、月や火星など、他の星の重力の影響を受けるようになる。

 

だから、宇宙のどこにいても、何らかの天体からは重力の影響を受けてるんだよね。

 

ほんで、より重力の影響が強い星へと落下していきます。

 

 

 

国際宇宙ステーション内部で、ふわふわと人が浮いてる映像を見たことがあるかもしれない。

 

あれは、国際宇宙ステーションが地球の軌道上をぐるぐると回っていて、重力と遠心力が釣り合い、相殺されていて、見かけ上重力が0に見えてるだけなんです。

 

 

 

綱引きを思い浮かべてほしい。

 

両者の力が大体同じであれば、綱は動かないよね?

 

綱が動かないということは、綱にかかる力は見かけ上は0です。

 

これが無重力の正体であり、正確には、「重力が他の力と相殺されて、見かけ上0になっているだけ」っていうことでした。

 

 

 

「そもそも、親が子どもに何の影響を与えないなんて不可能だよ」

 

って言ったのは、どれだけ親が息をひそめて、子どもと関わらないようにしても、親が存在している限り、子どもには影響を与えちゃうんだよ、ってことです。

 

無重力の場所なんてないのよ。

 

 

 

であれば、人生の深淵へと叩き落すような関わりではなく、

 

子どもが全力で人生を楽しめるような、本気で人生を生きられるような、そんな関わり方をしたいよね。

 

 

 

そういうモチベーションでやってるのが、この新シリーズなんです。

 

 

 

 

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