子どもには共感的に寄り添って話を聞いたり、見守ったり、関わったりしたい。
親のその関わりによって、子どもは親からの愛情を感じるんやけども、なかなかどうして、
「共感的に寄り添う」
っていう関わりに難しさを感じてる親が多いみたい。
例えば、子どもを心配したり、子どものことで不安になったり。
子どもに対する心配は、
「子どもに対する不信感」
です。
「あなたはきっと上手くできないだろうから、私は、あなたが心配」
って思ってる。
「あなたはきっと将来大変なことになるから、私は、あなたに不安を感じてる」
って思ってる。
一言で言えば、
「あんたはダメな子どもだよ」
って言ってるわけよ。
時々、
「親に心配してほしい」
って思う人がおるんやけども、これって、
「もう肯定的な関心を向けてもらえないことが分かったから、せめて・・・せめて、心配だけでもいいからしてほしい」
っていうこと。
「もうお腹が空いてどうしようもないから、腐ってるのでもいいから、何か食べ物がほしい」
っていう状態。
「自分が求めてる愛情がもらえないのが分かったから、ダメな子どもだと思われてもいいから、せめて関心を向けてほしい」
っていうことね。
心配をしてほしいわけないのよ。
ほんとは、共感してほしいし、
「あなたなら大丈夫!」
って思ってほしいし、
「あなたなら何だってできる!」
って思ってほしい。
でも、親自身がそういう関わりをされてきてなかったら、子どもに
「あなたなら大丈夫!」
「あなたなら何だってできる!」
って言葉で言うことはできるけど、何となくうわすべりした言葉だったり、心が付いて行ってない言葉だったり、ぎこちない言葉だったりする。
自分がそういう状態だと、旦那さんが色々と協力してくれたりしても、
「なによ!私のやり方がダメだっていうわけ!?」
とか、
「あなたはそんな楽しそうにできていいわね」
みたいにイヤミっぽくなってしまう。
あゆちゃんも、最初はそうだったって言ってた。
旦那さんが協力をしてくれたり、なんか楽しそうなことをしていると、イヤミっぽくなってしまって、素直に好意を受け取れなかったし、旦那さんの楽しみを素直に喜べなかった。
なんでかっていうと、
「自分が満たされていなかったから」
だし、
「自分で自分を受け容れられなかったから」
なのよね。
じゃあ、あゆちゃんがそんなイヤミっぽい部分を変えて、子どもにも、旦那さんにも、共感的に寄り添ったり、一緒に楽しめたりするようになったのはどうしてか?
あゆちゃんに直接聴いてきたので、良かったらあゆちゃんの話を聴いてみてください。
【BASE参加者の声】イヤミなお母さんがどうやって幸せな家庭を築けたのか?【有賀歩子さん(あゆちゃん)】
詳しい話は動画を見てもらうとして、ブログでは理論的な解説をしようと思います。
なんで、親がイヤミっぽくなるのかと言えば、理由はさっきも書いた通り、
「自分が満たされていなかったから」
「自分で自分を受け容れられなかったから」
です。
なんでそうなるのかと言えば、
「自分が長らくいた場所が安全基地じゃなかったから」
です。
自分が生まれ育った場所では、自己受容ができなかった。
自分が自分のままでいいとは思えなかった。
母親だから、女性だから、がんばらないといけないし、我慢しないといけない。
怠けちゃいけないし、遊んじゃいけない。
そう思っていたからこそ、他の人が楽しそうにやってることは、
「羨ましい」
っていう妬みの気持ちが出てくる。
「羨ましい」
っていう気持ちは2種類ある。
「羨ましいから、自分もそうなりたい!」
っていうポジティブな気持ちと、
「羨ましいから、あなたはそうしないでほしい!」
っていうネガティブな気持ちです。
ネガティブな方は、
「妬み」
やね。
「自分は自由になっちゃいけない」
「自分は幸せになってはいけない」
って思ってるから、自由にやってる人や、幸せな人を見つけると、やめてもらいたいたくなる。
それが、イヤミっぽさの正体ね。
じゃあ、どうしたらいいのか?
答えは簡単で、
「自分は自由になっていい」
「自分は幸せになってもいい」
って自分で自分に許可を出してあげる。
自分で自分に許可を出すことを
「自己受容」
って言います。
「我慢しなくてもいいんだよ」
「がんばらなくてもいいんだよ」
って言うわけね。
あゆちゃんも、BASEに参加してからじっくりと自己受容していったから、少しずつ子どもたちや、旦那さんに対するイヤミっぽさが無くなっていった。
イヤミっぽさが無くなっただけじゃなく、共感的に寄り添ったり、一緒に楽しんだりすることもできるようになった。
あゆちゃんから、怒りのエネルギーを感じることがほとんど無くなったのよね。
子どもへのイライラとか、怒りをやめたかったら、
「怒りを我慢する」
のでもないし、
「怒りを発散する」
のでもない。
そういうのは対症療法的であり、根本的なところが変わってないから、すぐにまたイライラしたり、怒りが湧いてきたりします。
だから、根本的なところを変えていかないといけない。
「怒ってもいい」
って思いつつ、
「我慢しなくてもいいんだよ」
「がんばらなくてもいいんだよ」
「ありのままの自分でいてもいいんだよ」
ってどんどん自分に許可を出して、自己受容していく。
そうすると、子どもが何か言ったり、やったりしても、危険なことじゃなければ、
「あなたはそれがやりたいんだもんね」
って子どものことを受け容れることができるようになる。
旦那さんが楽しいことしてたら、
「いいなぁ!私もやりたい!」
って旦那さんを変えることをやめて、自分を変えていこうとする。
だから、子どもや、旦那さんへのイライラをやめることができる。
ちゃんと、自分の心が発してるメッセージを受け取る。
そしたら、自然と手放せる。
「がんばらなくてもいい」
って言ってんだから、自己受容も、実はめっちゃ簡単。
やること自体はとっても簡単やから、あとはそれを続けていくだけで、どんどん色んな自分を受け容れていくことができる。
もうイヤミっぽさが全然無くなったあゆちゃんの話、ぜひ聞いてみてください。
そして、もし、あゆちゃんの話を聞いて、
「いいなぁ!」
と思ったら、ぜひ、
「私もそうなりたい!」
「私もそうなれるんだ!」
って思ってみてください。
大丈夫、みんなそうなれるから。
【BASE参加者の声】イヤミなお母さんがどうやって幸せな家庭を築けたのか?【有賀歩子さん(あゆちゃん)】