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健康食品やサプリなどを知り合いから定期購入されているなど、人からの頼みごとや、誘い、言われたことなどを断りきれずにいる方もいらっしゃると思います。

 

自分が心から「やってもよい」と思って選択したことなら納得できますが、薦めてきたり、頼まれてくる方がプッシーで押しの強い人であれば、「本当はやりたくないんだけど・・・」と思いながら嫌々引き受けることもあるかもしれません。

 

そして、断れない自分に嫌気が差したり、空気の読めない相手にイライラしたりするかもしれませんね。

 

それはなぜなのでしょう?

 

一つはパターン化してしまっているということです。

 

「人から頼まれる⇒嫌だと思っていても引き受けてしまう。」

 

人間と言うのは、日々行う選択や決断をいちいち意識的に行っているわけでは有りません。

 

ほとんどが自動運転のように無意識に選択や決断をしています。

 

そのような無意識のパターンはどのように出来上がるのでしょうか?

 

それは、2種類あります。

 

一つは、「何度も同じことを繰り返すこと」で、無意識のパターンが出来上がるというもの。

 

もう一つは、「強い感情を伴う記憶」です。

 

「何度も同じことを繰り返す」ほうは長い時間がかかることが多いですが、「強い感情を伴う記憶」は短時間でパターンが作られることがあります。

 

強い感情を伴う記憶をわかりやすく言えば、「トラウマ記憶」が有名です。

 

例えば、犬に追いかけられて、お尻をかまれたと言う出来事があれば、追いかけられたときの恐怖心とお尻を噛まれたときの痛みという強い感情が「犬」とワンセットになって記憶されてしまいます。

ですから、犬を見ると言う行為や「ワンワン」という泣き声を聞くということがトリガー(引き金)になり、そのときの恐怖心と痛みが思い出されて、犬を見る「嫌だ」と思い、避けるようになる、近づかないという無意識の行動パターンに繋がります。

 

一言で言えば「犬嫌い」になるということです。

 

これを、踏まえて「断れない人」を見てみると、過去に「断る」ことで痛い思いをした可能性があり、そのおかげで「断ると痛い思いをする」という感覚が結果として「断れない」という行動パターンができあがったといえるかもしれません。

 

また、何度も断ったけれども、その意見を尊重されなかったという経験が、何度もあると、同じように「断っても無駄、自分の意見や気持ちには価値がない」という思い込みを作り「断れない」という行動のパターンが出来上がるのかもしれません。

 

そうして、そういった行動パターンは子供の頃に出来上がることが多いです。

 

親からしてみると、子供が上手く社会生活が送れるように教育をするのですが、時には子供が嫌がっていてもやらせなければならないことも有るかもしれません。

 

もちろん、そういったこと全てを否定するつもりはありません。

 

しかし、子供を徹底的に管理しコントロールしようとする方もいるかもしれません。子供の気持ちや意見を聞かず、親の言う通りに言うことを聞かさないと気がすまない、などがそれです。

 

自分の気持ちや意見を尊重されなかった人は、人からの頼まれごとなど断りずらくなるのかもしれません。

 

そして、面白いことに、そういう方は周りで人からの頼まれごとを平気で断る人を見るとイライラしたりします。

 

「自分は嫌々でも頼まれたら引き受けるのに、こいつは自由に振舞ってる。なんか腹立つ!」て感じで。

 

断れない人は「自分を尊重する人」が「自分勝手な人間」に見えてしまうのです。

 

そろそろ、まとめに入りますが、断れないのは無意識の行動パターンということで、そしてそれは過去の記憶が関係している可能性があるということです。

 

そして気功で、その無意識の行動パターンを変えることが出来ます。

 

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