ずっと考えていました。今のわたしに何ができるかはてなマークわたしにできることがあるとすれば同じ病気で苦しんでいる人に夫が生きてきた証を伝え続ける事じゃないかと思います。

サルコイドーシス=細胞の中に瘤のようなものができ肺、目、リンパに入りこんで悪さをします。心臓に入り込むと死を招く危険性がある不整脈を誘発します。ステロイドの投薬により症状を抑えることができるが完治は難しい。

※肺、目、リンパに入り込んだ場合は死に至ることはありませんので安心して下さい。ただし、糖尿病、緑内障などの合併症に気を付けて下さい。

サルコイドーシスは完治は難しいものの危険な病気ではありません。発症した場所が問題になります。

心臓に入り込んだサルコイドーシスは不整脈を誘発します。心房細動は健常者であればさほど気にすることはありませんが、ICD、CRT-Dを埋め込んでいる人は注意しなければなりません。

心房細動が続くことで血栓が出来やすくなります。この血栓がやっかいです。心室細動に変化して機械が作動した時に血栓ができているとどこかに飛ぶ可能性があるので危険です。まず心房細動を止めることを考えますが48時間以上心房細動の状態が続いていると血栓ができやすくなっているので頸食エコーで血栓ができているかを確認しできていなければDCで心房細動を止めます。

DC=電気ショックのことです。電気ショックは怖いというイメージがありますが電気ショックをかけなければいけない状態になることの方が怖いのです。

長々と難しいことを書いてしまいましたが少しでも多くの人にこんな病気と闘っている人もいるんだということを知ってもらいたかった。

そして生きていることの大切さを改めて感じてほしいなとありふれた日常が何よりの幸せだということを知ってほしいと思い書きました。