「遊佐未森/アルヒハレノヒ」・1994年・8th
01 Floria
02 恋かしら
03 逢いたい
04 太陽とアイスクリーム
05 小鳥
06 バスを降りたら
07 咲くといいな
08 Slowly
09 海
10 Diary
(公式音源無し)
●遊佐未森(Wiki)
1988年デビューのシンガー・ソングライター。
代表曲は「瞳水晶」、「地図をください」、「暮れてゆく空は」、「靴跡の花」等。
●8th:「アルヒハレノヒ」(Wiki)
7th「水色」の半年後リリースの8th。
作詞:遊佐未森(③、④、⑦、⑧、⑨)、外間隆史(①、④)、工藤順子(②、⑤、⑥、⑩)、奥山六九(⑧)
作曲:遊佐未森(③、④、⑥~⑨)、外間隆史(①、②、⑤、⑩)
①力強い歌声&ワイルドなギター・ロック。
②独特の歌唱がハマッたハワイアンなラブ・ポップ。もっとも南国テイスト。
③そっけない感じのフォーキーなラブ・バラード。
④「夏」の暑さを感じないアンビエントなテクノアイドル・ポップ。
⑤ひんやりとした歌声で淡々と歌うテクノ。
⑥ノスタルジックな音色&雰囲気の田園フォーク。寂しげな歌声が印象的。
⑦様々な音色に高らかな歌声が絡む軽快ポップ。
⑧凝ったアレンジのファニー・ポップ。おどけた感じのマーチ?
⑨懐かしさを感じる「海」がテーマのアンビエントな唱歌。
⑩遊佐未森らしい素朴な味わいの幻想的な曲。美しいファルセット◎
⑦17th(CW⑩「Diary」):箱根彫刻の森美術館CMソング、②18th(CW⑨「海」)
帯文句は「遊佐未森、新境地。音楽の楽しさ、歌の歓び、ここにいっぱいあふれてる。アローハ、ミモリータ!」。
ハワイアン・テクノ。「楽園」がテーマの南国テイスト・アルバム。
あくまでも南国テイストであってキャッチフレーズから想像される、ハワイアン一色な音楽ではありません。
実験的な作風で初期の音楽性を好むファンにはウケの悪いアルバム。
もっともそれは本作に限った事ではないで前作「水色」、次作「アカシア」も賛否というか、否定的な意見多しでしたが・・・
斬新的実験的すぎたで本作を理解しきれなかったファン多しかも。
それゆえに当時合わないと思った人も。現在聞いたら評価が異なる可能性大なアルバム。
●参考&過去記事