7月も今日で最終日となりましたので、恒例の奮闘記録を記したいと思います。何かと熱い日が続きますが、お付き合い頂けますと幸いでございます。
今月は、2つの大きなイベントがありました。
1つは、W杯サッカー決勝戦。もう1つは、第22回参議院議員通常選挙。
偶然にも2つは、7月11日(日)という同じ時期に開催されました(正確に言うと、前者は日本時間12日(月)でしたが)。
ここでは少々その2つのイベントについて、あいだに奮闘記録を挿みながら、私が思ったことを簡単に記していきたいと思います。
どうぞ宜しくお願い致します!
■FIFA World Cup 南アフリカ大会 決勝戦!
■2010年7月の奮闘記録
■第22回 参議院議員通常選挙!
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■FIFA World Cup 南アフリカ大会 決勝戦!
まず前者についてですが、イヤ~、非常に熱い決勝戦でしたね。”これぞ、世界レベル!”というゲームだったと思います。
オランダもスペインも、どちらが勝利をおさめても初優勝ということで、両チームとも何としてでも国の名誉のために、また己の自己顕示欲のために、自国にワールドカップを持っていきたかったと思います。
ここでは、そんな熱い試合を忘れてしまった方のために、復習の意味を含めて、対戦結果を以下で記載したいと思います(なお、さらなる詳細は【FIFA.com】 へ)。
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■決勝トーナメント最終戦:決勝戦
日程:7月11日(日)
場所:サッカー・シティー・スタジアム
オランダ 0 - 0 スペイン
0 - 0
延長戦
0 - 1
0 - 0
得点:アンドレス・イニエスタ(延長後半11分)
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個人的には、オランダを応援していたのですが、ただ経済という側面から考えると、スペインが優勝して良かったのかもしれません。
けれども・・・、やっぱりオランダに優勝して欲しかった。
というのも、私は小学校からサッカーを始めたのですが、そのきっかけがオランダ元代表で伝説のMF(ミッドフィールダー)ヨハン・クライフ氏だったのです。
氏の一八番である”クライフ・ターン”は、当時の私の心を掴んでは離さなかった。氏の華麗なるドリブルから、相手を抜く際のあの”クライフ・ターン”は誰も止めることができない。そんな氏のプレイに私は憧れ、サッカーを始めたのです。
また、1990年代のオランダには、泣く子も黙る”黄金のカルテット”がいました。
それは、FW(フォワード)のマルコ・ファン・バステン、MFのルート・フーリット、フランク・ライカールト、そしてDF(デフェンダー)のロナルド・クーマン。
この4人がそろっていたオランダは、やはり強かった。なかでも、クーマンの牛をも殺すといわれるフリーキックの破壊力に、私は度肝を抜かれました(氏のフリーキックをヘディングで止めたプレイヤーは、ほぼ脳しんとうを起こしていました)。
この4人は、サッカー好きには本当に堪らない”黄金のカルテット”なのです。
個人的にはそのような思い出があるオランダなので、優勝して欲しかったな~と思うのですが、まぁ、そういう過去のことはおいといて、いずれにせよ、攻撃的かつ美しさを追求するスペインサッカーが、世界一の栄冠に輝いたのは本当に素晴らしいこと。
スペイン代表、優勝、本当におめでとうございました!!
■2010年7月の奮闘記録
ではここで、少しの中休みとして(?)月一恒例の奮闘記録月次整理に入りたいと思います。
皆様には、バックナンバーとして利活用して頂けますと幸甚です。
以下では、今月の奮闘(読書)記録をテーマ別に整理しております
(なお、記事の横には掲載した月日(曜日)を、下には主要な参考文献を記載しています)。
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【2010年7月の奮闘記録】
■【読書術】
「夏の読書はスローでいこう」(7/19(月))
ニューズウィーク 日本版 2010/7/21
■【コーチング】
「親力を伸ばす子育てコーチング」(7/28(水))
ニューズウィーク 日本版 2010/7/14
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今月は2本ということで、現在のプロジェクトの状況からすると、この本数は可もなく不可もなくと言ったところでしょうか(あくまで、良い意味での妥協なのですが(笑))。
現在、1つのプロジェクトが佳境に入っております。そのため、今は最終成果物の作成に神経を集中させています。
細心の注意を払いながら最終成果物を作成する。プロジェクト終了後、クライアントが自ら主体性を持ってプロジェクトをマネジメントしていく。そこで何かあった時には(何かなくても)振返りの意味でその最終成果物を、クライアントが活用する。
そんな成果物を作成するために、張り切って働いております。
■第22回 参議院議員通常選挙!
では後半に入りまして、W杯と同日に行われたもう1つのイベント。そう、第22回参議院議員通常選挙について。
この選挙は、民主党が政権与党になって初めての国政選挙でしたね。去年の今頃は、誰もがこの選挙を民主党が勝利すると想定していたことでしょう。
しかしながらフタを開けてみると・・・、なんと!ナント!、民主党惨敗・・・。
2009年8月30日の総選挙(第45回衆議院議員総選挙)では、単独過半数を獲得した民主党(480議席中308議席獲得)。その勢いはどこへいってしまったのでしょうか?
ただ自業自得と言いましょうか、民主党はこの1年間で、このような結果を引き起こす事柄を、自らがつくりだしてしまった。
大きなところで言えば、小沢元幹事長の資金管理団体による土地購入問題、鳩山元首相の元公設第1秘書による政治資金規正法違反での有罪判決、アメリカ軍普天間基地移設問題、そして、菅直人首相の消費税増税発言。
なんか、残念ですね。
昨年は、多くの方が”民主党、期待しているぞ!ガンバレ!!”と声援を送っていたと思うのです(民主党の総選挙単独過半数獲得が、その証左)。
しかしながら、党のツートップ(鳩山氏・小沢氏)の政治とカネの問題が浮上したあたりで、”民主党、大丈夫かい?!”という雰囲気が漂いだし・・・。
そして、アメリカ軍の普天間基地移設がまとまらず、その責任を取って鳩山氏が首相を辞任した時は、”民主党、ダメか~”という流れが形成され・・・。
極めつけは、参議院議員選挙前に、いきなりの菅首相による消費税増税発言。ここで完全に、”民主党、万事休す”となってしまった・・・。
この発言は、民主党にとって”痛恨の一撃”だったことでしょう。(7月29日(木)の民主党・両院議員総会の【内容(nikkei.comより)】 が、それを物語っている)。
今のところ、日本の政治の主要トピックは、政権与党の民主党がねじれ状態の国会をどのように運営していくのか、あるいは、今後行われるであろう衆議院議員選挙を受けて、自民党が政権与党を奪取できるのか、はたまた、みんなの党の動き如何によって、新たな政界再編が起きるのか?!といったところでしょう。
このように「政局」の動きに、関心の目が向けられている。もちろん、それはそれで良いのかもしれません。
がしかし、政治が行うべき肝心の「政策」のトピックはどこで話題になるのだろう?
私でなくても、多くの方が感じていることだと思いますが、「日本の政治は、”政局”に動きはあっても、”政策”に動きはない」。
悲しいかな、これが日本の政治のリアルだと考えられます。
昨日(30日(金))、今回の選挙で初めて当選された方々の初登院が多様なメディアで報道されました。私は有権者の1人として、その方々の姿を拝見しましたが、松田公太氏(みんなの党)や谷亮子氏(民主党)、熊谷大氏(自民党:この方、国会正門一番乗り!)等々が、自らの思うところ(プリンシプル)を初々しく述べられていました(”新人”のお前が言うな!、という叱責はおいといて(笑))。
当分は挨拶まわりで多忙を極めることだと思いますが、徐々に議員の業務に慣れて頂き、自らのプリンシプル実現に向けて、それこそ日本中を駆け廻って奮闘して頂くことを、私は期待しております。
きっと、その方たちの行動が日本の政治に新しい風を吹き込み、「政局から政策へ」の流れを巻き起こしてくれるのでは?と(淡いかもしれませんが)そのように私は願っています(そう願っては、何回も裏切られているのですが、それでも私は懲りずに願い、期待し続けます(苦笑))。
ガンバレ、新人議員!!
Freshman congressmen are holding the key to new politics !!
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