ずっと前にTVで観たことがある。
同じ絵本を、父親と母親が子どもに読み聞かせをするんだけど、母親が読むのと父親が読むのと、子どもが反応が全く違うとの興味深い番組だった。
1歳前後の赤ちゃんに母親と父親がそれぞれ本を読む。
これで取り上げられていたのは、ママならたぶんみなさんご存知の、せなけいこさんの
のなかの
それと、
お話のあらずじは、簡単に言うと、
は、夜遅く起きていると、おばけに連れて行かれちゃうぞ~・・・という、怖いお話。
もじゃもじゃ
は、もじゃもじゃしているものは、きれいにしたらもじゃもじゃじゃなくて素敵になるよ!という楽しいお話。
この
『もじゃもじゃ』 は、母親が読むと、赤ちゃんはとても喜んで聞き入るのに対して、父親が読むとあまり興味のない様子。
逆に 『ねないこだれだ』 は、母親が読んでも、反応はイマイチだけど、父親が読むと怖いものみたさ?の楽しさで、子どもはとても喜ぶそう。
楽しい絵本は母親に、怖い絵本は父親に読んでもらったほうが、子どもは喜ぶらしい。
ママには優しさや安心感などを、パパには冒険心や畏怖などを、子どもは求めているのかな~と思った。
それで、へぇ~・・・。なるほどな~って感心した記憶がある。
『ねないこだれだ』 も 『もじゃもじゃ』 も、我が家はママのみが読んでいたけれど^^;
パパは、やっぱりいないより、いたほうがいい。
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上記の絵本の例だけではどうかと思うけれど、やっぱり、パパとママは違う。
どんなに頑張っても、私はママであり、パパにはなりきれないんだろうと思う。
ひとり二役は無理?
たぶんそう。
私は、娘にとってこわくはないんだと思う。
もちろん、こわい部分もあると思うけれど、
最終的には、こわくはない。
私もそうだった。
母はとにかくモラルにとても厳しいひとで、こわいところもずいぶんあった。
私は、周囲の反対を押し切って結婚をしてしまったけれど、そして母ももちろん大反対をしていたけれど、
なぜか、私は母はきっと理解してくれると思っていた。
・・・・・母だから。
大好きだったから。
話せばきっとわかってくれると思っていた。
実際、理解してくれた。(本意ではないと思うけれど。)
私・・・ホント、長女と一緒だ^^;
父はと言うと、とにかくこわかった。
母との感情とは違う。
父とは話にもならなかった。
有無を言わず、
父の機嫌を損ねたら、即効、
『出て行け!!!!!』
最近のパパは優しく、ここまではないとは思うけれど、
やっぱり、パパはママに比べると、子どもにとってこわい存在であるのは変わらないと思う。
この、絶対的なこわい存在って、子どもにとって必要だと最近つくづく思う。
離婚をしたのは私の勝手だから、
それで、私はずっと、パパとママと、ひとり二役になってやる!とずっと思っていたけれど、
パパにはなれないかも。
私はママだから。
でも、頑張るしかない。