これは、いい話だね。この後が楽しみ!ブルージャイアント | ジャズについて話そうか
2014-09-22 00:01:12

これは、いい話だね。この後が楽しみ!ブルージャイアント

テーマ:JAZZとサックスの話
ぼくは、昔から読書と同じくらい漫画が好きで
家の近くにあった、貸本屋さんに行くのが
すごく楽しみだった。

そこでは、独特のカビ臭いにおいの中で、
おじさんが、たくさん読まれてばらばらになった漫画を
もくもくと針金で修繕している。

確か、20円か30円で漫画の単行本が
借りられたと思う。

「ちかいの魔球」「秘密探偵JA」「ケネディ・騎士団(ナイツ)」
「みそっかす」「アストロ球団」「夕焼け番長」などなど

必死になって読んだものさ。

大人になった今でも、尊敬するのは
ワイルドの飛葉ちゃんだったり。

最近では、子供が買ってくる「ナルト」に夢中だったりする。

そんな古い漫画世代のぼくだけど、
最近はまっているのが、
なんとジャズ漫画の「ブルー・ジャイアント」なのさ。




「ブルー・ジャイアント」 第3巻 石塚真一


これいいですよ。

高校生の大(ダイ)くんが、ひたすら河原でテナーサックスを練習し、
初めての人前での演奏で、大人から「うるさいっ」ってディスられたり、
バークリー帰りの先生に習って、メキメキ腕を上げて行ったり、
とにかくすがすがしいほど、まっすぐにジャズを描いているのさ。

現在は3巻まで出てるんだけど、
これ今後が、いやでも期待しちゃうなぁ。

「おれは世界一のジャズプレイヤーになる」
と言ってはばからない大くん。

高校生らしい、わかりやすい目標が、本当っぽくてしびれるね。

この大くんが、結果としてすごいミュージシャンになる未来も
最後の方にインタビュー形式で少し書いているんだけど、
これは、ちょっと両刃の剣だと感じるね。

大がバイトしていたガソリンスタンドのおやじさんのくだりなんかは
こっちまで泣けちゃうくらい人間が良く書けている。
それだけに、今後大がどうなっちゃうのかハラハラしたかった気もする。

作者はミステリーよりサスペンスを選んだか、なんてね。

それでも、そのほかにもしっかりあわてずに人間を描いてくれている
この作者だから、期待しちゃうんだよね。

まさか、大がアメリカあたりのジャズコンテストで優勝して
NO.1になった…なんてことがないように

そもそも、世界一という目標自体がずれているんだから、
そのことを、大が何かをきっかけとして
自分で気がつくって話をしっかり描いてくれる気がする。

世界一のジャズプレイヤーなら、音楽家は世界で一人でいいわけで
音楽ってのは、聴く人の数だけ
ベストプレイヤーがいる、そういうものだから。

もしコンテストに出るのならば、
1位はないね。
ここではじめて、挫折を知り、強力なライバルを知る。

そして、そのライバルとの交流により
お互いの悩みや恐れを知り、
さらに飛躍する…なーんてね。

さらに、そのライバルが志半ばで
敗れて死んでしまうとか
あ、これは力石か(笑)

とにかく、すごく今後が楽しみな漫画だよ。
関係者の皆様、楽しみにしています。
がんばってください。応援しています、皆さんと大くんを。



大須賀 進さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントする]