おっ、これはちょっといいなと思ったよ | ジャズについて話そうか
2014-09-05 23:02:38

おっ、これはちょっといいなと思ったよ

テーマ:JAZZとサックスの話
ジャズを聴いていると、
大概の人が、この人はだれだれの流れをくむ人だなって
思うんだけど、
今回もそんなお話。


フランク・ウェスって人だよ。
カウント・ベイシー楽団の50年代を華やかに盛り上げた一人。
テナーサックスとフルート担当。


実は、前からちょっと気になってたんだよね。


カウント・ベイシーはもちろん
ジョー・ニューマンの「ジャイブ・アット・ファイブ」や
鈴木道子さんの「スウィート・アンド・ビター」で
しぶーいテナーサックスを聴かせてくれていた。


ぼくは、ウェスを横浜のバー・バー・バーってライブハウスで見ている。
ノーマン・シモンズってこれまたしぶいピアニストと一緒に
演奏していたのさ。


これ、本当は誰か女性ヴォーカルがいたような気がするんだけど
そこのところはすっかり記憶になくて、
ウェスとノーマンのしぶさだけが
やけにぼくの記憶に残っているのさ。


ベイシー楽団時代は、トゥーフランクスなんて言われていたけど
どちらかというともう一人のフランク、
フランク・フォスターのかげに隠れている感じだった。


ぼくはフランク・フォスターよりは、ウェスのほうが
音が太くて、落ち着いていて
むしろカッコイイと思うんだけど・・・


なんか、評価がいまいちのウェスなんだけど、
ぼくは、どっか気になって、
好きだったんだよ。


それでも、パーッと前に出てくるタイプではないので
なんとなく、あとでもいいかって
他のうるさがたのサックスを念入りに聴いていたのさ。


そんなある日、つい先日、何気なくWEBで見ていたら
ウェスの珍しいCDが
ひょっこり目に入ったのさ。





フランク・ウェス 「ウェス・ポイント」


ジャケットのウェスの凛々しさに、つい誘われるように、買っちゃった!


これウェスの初リーダーなんだけど、
1954年だからウェス32歳の遅咲きのデビュー!


それだけに、凡百の新人さんにはない
大人の雰囲気がカッキーのさ。


この人は、よく言われているけど、まさしくモダンテナーのベン・ウェブスターだね。
音の雰囲気がすごく似ている。


こうなると、モダンのコールマン・ホーキンスのラッキー・トンプソンと
バトルを吹き込んでほしかったね。
きっと、あつーい白熱したバトルになったはず。


ないものねだりだね。


持ち替えで吹くフルートも結構いける。
あらためて、フランク・ウェス、しぶいよ。
おススメなのさ。



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