ジャズ来るべきもの、逝ってしまったひと | ジャズについて話そうか
2014-07-12 14:12:32

ジャズ来るべきもの、逝ってしまったひと

テーマ:JAZZとサックスの話
昔聴いた時には、それほど感じなくても
何年かたって聴きなおしてみて
感動しちゃうってことない?

今日は、何年かぶりにひっぱり出してきて
聴いてみたのさ、これ。




「ジャズ来るべきもの」オーネット・コールマン


当時のジャズミュージシャンのみならず、
クラシックやその他の音楽家、アート関係の芸術家までも
この作品の衝撃度チェックにくわわったのさ。

今日のフラットな耳で聴いてみると
意外とオーソドックスで、フツーのジャズって感じなんだけど、
そりゃこれが出た当時の反響はすごかったんだろうね。

ミュージシャンの間でも、
本物か偽物か?
これからのJAZZの進むべき道か、袋小路か?
はては、そもそも音楽家か、否か?

など議論がふっとうした問題作。

僕は、オーネット・コールマンは
なんかうさんくさくて真面目に聞いてこなかったけど、
今日は特別聴きなおしてみたのさ。

1曲目の有名な「ロンリー・ウーマン」

ドラムのトップシンバルとベースによって始まる演奏は
最初からものすごい期待感を抱かせてくれる。

次にオーネットのアルトと、ドン・チェリーのコルネットが
フルボリュームで鳴り出すテーマにもうぞっこんなのさ。

オーネットのアルトってこんなにも鳴っているんだ、
しかもこれはまさしくシンガーの歌だな。
しかも全員がそれぞれに自分の歌を歌っているように聞こえる。

疑問に感じる余地がないほど、気持ちよく全員歌ってるのさ。
これは、すごいなと遅まきながらも感じたしだい。

この吹き込みでメンバー全員が目指した彼らのJAZZは、
絶対に本物だな。

今日、NEWSでここに参加しているベーシストのチャーリー・ヘイデンが亡くなったと
知ったよ。

また一人大好きなモダンジャズからの偉大なミュージシャンが
逝っちゃったね。

「オーネットが吹き始めると、輝かしい光が部屋中を照らしたようだった」 
と言ったチャーリーだけど、
あなたのベースも負けないほどの輝きで照らしてくれていたよ。




「アメリカン・ドリームス」 チャーリー・ヘイデン

テナーを吹いたマイケル・ブレッカーもチャーリーも
このCDを残してもういないね。

でも、かれらの素晴らしい音楽の思いは残ったね。
ありがとう、チャーリー。

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