北九州と岡山でのライブが終わり、東京に戻っていくつかのライブを終え、今日やっと一息つけました。

数日の出逢いがどれも心から愛おしいので1日ずつレポを書きたいと思います!

ゆっくりで、そして長くなるけどどうぞお付き合い下さいキラキラ

2017年11月18日(土)

いよいよやってきました!!

キャンドルナイト当日!!!

{CC3A1FF2-AAE0-4C7C-B708-4778C3454CD5}

私は完全夜型で、9時より早く起きることなんて滅多にないんですが…

この日は7時起き!!!
思い出しただけで眠い!!!笑

妹の毛玉パジャマを着たままお茶をすすり、お婆ちゃんのようにジーッと椅子に座って目が醒めるまで待ち…

{D7CDB529-6775-4D32-806C-31FA70D84C54}
※スッピンめっちゃ盛れた 笑

深夜3時起きで始発の飛行機に乗り込んで東京→北九州に来てくれているギターサポート東別府さんの事を考えながら、これで私が眠いなんて言ったらバチが当たるな…

と、ぼんやり考えておりましたもやもや

そんなキャンドルナイト当日の天気予報は…

やっぱり、雨!!!笑

雨女パワーが本当にすごい!
自分でも怖い!そして憎い!笑

小雨がパラつく小倉の街を歩きながら「どうか夜は降りませんように!」と空にお願いしながらリハーサルへキラキラ

{862BBE0D-F552-4235-91FB-FA39D08FEC6C}

東京からサポートにきてくれたGt.東別府 拓真さんと、北九州の売れっ子サポートPer.山田 和明さん!

山田さんとは初めましてかと思いきや、以前小倉FUSEのイベントでご一緒していて、JITTAさんが「あのパーカッションの人めっちゃ良いなぁ」って言ってた人でしたキラキラ

更に私の1番最初の歌手仲間で、大好きな先輩A〜YAと同じ事務所で歌っていた事が分かったり、スタジオの方がキャンドルナイト主催の伊崎さんと同級生だったり…

世間は狭いと言うか、小倉は狭いなぁとつくづく思いました 笑

そんなこんなで早朝リハーサルを終え、そのまま会場の門司港へ照れキラキラ

{33E53502-93F6-4D29-8631-A0495AD2605B}

チーム櫻のサポートバンドを連れて、ここで写真撮ったのが懐かしいなぁ。

会場に着くと雨はもう上がっていて、キャンドルを並べているボランティアやスタッフの方が大忙しで準備に追われていました。

そんな皆さんの頑張りのおかげで…

{20208D2F-73C7-4597-BE43-D9906150B9AB}

すごーい!もう並んでる!!!

このキャンドルの模様は門司港出身のヘナアーティストYukiya Blissballさんがデザインしてくれています!(Yukiyaさんと写真撮り忘れた!泣)

{88CC9ECA-1C34-4E90-A8B9-26082C40FFBB}

そしてそして、私達が歌う場所は…

こちら!!!

{A44444AD-E3E6-4D24-9AFD-968E0BEB43AA}

ででーーーーん!!!

キラキラ赤薔薇花と光のドームピンク薔薇キラキラ!!!

このお花も北九州一の美人お花屋さん、佐野さんがデコレーションしてくれた特別なやつなの!!!

私の名前「櫻」に合わせて色味やお花の種類を選んで下さったと聞いてめちゃくちゃ嬉しかったですラブラブラブ

{9A44D84E-AC00-4AB7-B112-364183F130CB}

ありがとうございます!!!

そんな準備に追われて大変な皆さんを横目に、私達は腹ごしらえに…笑
(ほんと、すみませんアセアセ)

{C8AFD973-C0A1-4AB4-BFB2-D05E49E8BD70}

向かうは、北九州市観光大使のロバート秋山さんのお父さんのお店!

前から知ってたけど実は入ったことなかったので、せっかくならここで門司港発祥の名物「焼きカレー」を食べることにキラキラ

{F316AC6B-52DA-47D6-B10B-7B4BC0959B4F}

んまーーーーーっ!!!

揺れる船の上で三半規管おかしくなりながら 笑

とっても美味しく頂きました!

{A722BF07-DC89-4A20-9C2E-F153D09795F1}

お腹を満タンにして、いざ!船を降りて会場リハーサルへ!

のはずが、機材トラブルもあり結局リハーサルは本番の前に行う事に。

そのおかげで、私達の出番までの約4時間を近くの喫茶店やら門司港レトロを見て回ったりしながらゆっくり満喫できましたキラキラ

{50B8A2FD-3404-46F6-967B-6B84D5C1F8E0}

見えにくいけど、奥に写ってる橋の「手を繋いで渡ると幸せになれる」ってジンクスを達成する為に、中学生の時に付き合ってた彼と手を繋いで渡ったなぁ…とか 笑

関門海峡花火大会の時、家族でここから花火を見たなぁとか、このベンチで朝まで歌詞書いてたなぁとか、そんなどこを歩いても想い出に溢れるこの場所で、今夜櫻として歌うんだと思ったら、なんだか胸がいっぱいになりました。

{5CDB8F1C-A771-45CE-AB80-322341AE2A16}

キャンドルが灯ると、みんなの顔にも笑顔が浮かぶ。

{88AB2EEB-4159-462D-889B-C503CCBDC7F0}

街中に、Yukiya Blissballさんがデザインしたキャンドルの形が浮かび上がって、あまりの綺麗さに思わずため息がでる。

{35A99569-E84C-4FC4-837A-52300D51A72A}

改めて、自分の育った街の美しさを知りました。

私が歌うドームにも、願いのキャンドルがたくさん並んで、光のドームがカラフルになっていく。

{D479FC6D-2515-4258-8537-4059935E0DA0}

みんな1つ1つに願い事を書いて、大切な人の為に灯りを灯していましたキラキラ

時刻は20時、いよいよ私が歌う時間。

{7CC9D2FD-68E8-4CBD-B2FC-03D6C51D4879}

凍えながらテントで一緒に待機してくれていた仲間と一緒に、ドームの中に立ちます。

少しだけ声を出してリハーサル。

地元の友達や親戚の顔が見えて、恥ずかしいようなくすぐったいような気持ちになりながら、まずは最初の1曲。

その1曲だけはキャンドルの周りを立ち入り禁止にして、みんなにはキャンドルを観ながら聴いて貰いますと言われたので、そう言う事なら!と、セットリストを変更して1曲目はこの日の為に書き下ろした「キャンドルナイト」を歌う事に。

{6FA9081D-9E59-4383-A0F2-8767B8445B1D}

このキャンドルナイトの曲、実は歌詞が書けなくて凄く苦労しました。

キャンドルを目の前にした光景を想像するけど、今回初めて参加する私にはリアルに思い浮かべれなくて、去年のキャンドルナイトの写真を見たり映像を見たりしながら、少しでも空気を感じ取ろうと必死でした。

自分の書いた歌詞が当日の景色とリンクするのかとっても不安で、何度も書き直している内にレコーディング当日になってしまって…

エンジニアさんに「もう1日待って欲しい」と頼んだら「1人でやっても煮詰まるだけだからとりあえずおいで」と言われ、前日からエンジニアさんのスタジオにお邪魔して、色んなフレーズを入れて歌ってみたりしながら、朝になってようやく出来上がった曲です。

終わるまで何も食べてなくて、気を失いそうになりながら食べたご飯は泣けるくらい美味しかった 笑

その後エンジニアさんが超特急でMIXとマスタリングをしてくれて、そこから今度は私が1枚1枚CDに焼いて、更に手作りでケースを折って作った100枚の「キャンドルナイト」当日限定CD。

{3E44C53E-5E26-4659-B4B8-F132F417793F}

この曲を、たくさんのキャンドルに包まれながら歌った時…

頬に触れる空気の冷たさや、揺れるキャンドルの暖かさが、歌詞の1つ1つに命を吹き込んでくれたような気がして涙が出そうになった。

{E3EA6A87-D8D7-43DE-8167-CAE8276DAEE2}

この景色の中で歌う事で初めて、キャンドルナイトと言う曲が完成した気がします。

目に映る全ての景色が美しかった。

とても寒かったので、空気が澄んでキャンドルが一際輝いて見えた。

誰かが誰かを想いながら灯した3万個のキャンドルは、少なくとも私の心の奥に届いて暖かくしてくれました。

{67212F38-D830-46C5-B0D5-B10C858DF7CA}

[セットリスト]

1.キャンドルナイト
2.青信号
3.櫻の花
4.伝えたいこと
5.万華鏡
6.金木犀
7.キャンドルナイト
8.櫻の花
9.一人じゃないから

行き交う人に向けて同じ曲を2回歌ったりしながら、たっぷり全9曲。

{5E2549D7-915C-4C2B-903B-93C396E02EEF}

この街で暮らしていたあの頃のこと。
この街を出て、もがいていた頃のこと。
お母さんが死んでしまった時のこと。
「櫻の花」が生まれた日のこと。
「櫻の花」を初めて歌った東武動物公園でのワンマンライブのこと。
それもまた空の下だったこと。
たくさんの奇跡的な出逢いがあったこと。
スターフライヤーさんに搭乗した日のこと。
泣きながらブログを書いたこと。
出逢いが出逢いを呼び、キャンドルナイトの出演が決まった日のこと。

{C0BC976E-8353-40B1-9B2B-39042A4CF8EB}

色んな一瞬が浮かんでは消えたりする中で、目の前には友達や家族や親戚がいて、振り向けば仲間がいて、見上げればお父さんとお母さんがいるような…

そんな、特別な夜でしたキラキラ






長いけ、続く!


***************************************************

 

【岩崎宏美さんからのコメント】

初めてCDを聴いた時、言葉に力があって、声にとてもエネルギーを感じました。

と同時に、一人でも多くの方に、櫻さんの歌を聴いてもらいたいと思いました。

アレンジを担当した青柳誠さんに櫻さんを楽屋で紹介されたとき

一目で「この人、絶対に歌がうまいんだろうなぁ」と感じたのです。

そしてその思いは的中しました!

暖かくて、エナジーを感じる櫻さんの歌、是非聴いて応援してください!

 

 

 

癌を患った身体で東日本大震災へ行き、帰宅途中に亡くなった母へ送る大切な曲 。

 

「櫻の花」

 

あなたもきっと繋がっている。