息と声をつなぐ | ミドルエイジからのボイストレーニング!いつまでもカッコよく歌うために

ミドルエイジからのボイストレーニング!いつまでもカッコよく歌うために

「40歳を過ぎたら、もうボイトレは遅いのか?」いえいえ、声とからだが安定してからこそのボイストレーニングがあります!(家でできるトレーニング方法など。お伝えします。)

(^O^) 息の練習は、ばっちりですか?

◆ 柔軟体操

   ↓

◆ 息を吐く。そして吸う。

   ↓

のどは、あたたまりましたか?

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次は…<声を出す練習>


のどが温まり、声が出しやすくなってきたら、

息の練習で使った音を使って、実際に声を出していきます。


「ド ~ ミ ~ ソ ~ ミ ~ ド」

の、伴奏に合わせて、

「あ ~ あ ~ あ ~ あ ~ あ」
と、出していきます。


※※※
「のどが痛い!」「声が、バラバラに聞こえる。」

これらは、息がうまく使えていないことで起こります。

声は、『息を吐く → 声帯がふるえる』ことで発生します。

声を出すというより、身体反応なのだと、意識してくださいね。

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最初は、

① 息を吐く

② 息に、声を少し混ぜていく。

③ 声を出しているのではなく、息で声帯をふるわせている
  ことを、意識します。


★ ① → ② → ③ を、続けて(切れないように)
  ゆっくりやってみましょう。

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※ 注意

・ のどは、締めないように気をつけましょう。

・ 息をするときに、「おなかを使う」という方法がありますが、
  まず、息と声がまざるように出せる練習をしてください。

・ しゃべるときのように声を出すのではありません。、
  これ、要注意です!


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なんとなく、わかってきましたか?

では、実際に音を取りながら、声を出していきます。


楽器で、「ド」を鳴らし、その音を声に出してみます。

(楽器を持っていない場合、スマホのアプリに、

 ピアノなどの音が出せるものがあります。)


<ピアノ by plusadd> <ピアノ レッスン PianoMan> <ピアノ for iPhone>

        

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◆ コツは、音を2m先に飛ばすイメージです。

  遠くに音を届けようと考えるだけで、のどがしまりにくくなります。

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「ド」から「ミ」。「ミ」から「ソ」。「ソ」から「ミ」。

最後に、「ミ」から「ド」


<気をつけること>


● それぞれ、音が3度ずつ離れています。

  あいまいに取らず、音は、一音ずつきっちり取ります。


● 音色をそろえます。

  低音、高音が、バラバラにならないようにします。


● 一本の糸のように、2m先までまっすぐ、音を飛ばします。

  音によって強弱がついたり、のどを締め付けるような音色になったり、
  
  しないように。
 
  また、音がかわるときに、しゃくらないように気をつけます。


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音は、前へ前へと、出していきます。

特に下がるとき(ソ ~ ミ ~ ド)、音が引っ込んでこないように、

しっかり前へ、息を吐きましょう。(声を出しましょう。)


<試してみてね>

「ド」のときは、手は下に。

「ミ」のときは、片手をまっすぐ前に。

「ソ」のときは、片手をまっすぐ上に。

音を声に出しながら、手を回します。(片手ずつ、交互に。)

下がってくるときは、うしろから戻ってきます。

手を、前からあげ、うしろから下げる。一周回すように。


そうすると、手をあげる反応とともに、声が出しやすくなります。

高音の出し方も、いっしょにできるようになります。



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「ドミソミド」ができるようになったら、

「ド ~ ド↑ ~ ド」
「ド・ド・ド・ド・ド」

も、続けて練習してみてくださいね。

ペタしてね