宮古島からこんにちは!
インストラクターの西村です

台風 17 号が無事に遠ざかりました
今回は停電することなく過ごせましたが
西日本では引き続き警戒が必要です
各地で被害が出ないよう祈るばかりです

さて、もともと (今でも) 僕は人前で何かをすることが苦手で
授業中に手を上げて発表することすらできませんでした
先生に当てられるとみんなの視線が集まる気がして
顔を真っ赤にしていたくらい、周りから注目されるのが嫌でした

小学校に所属した部活は
「囲碁将棋部」「ゲートボール部」
このままじゃ地味なオタクになっちゃう!と思って
意を決して学芸会で応募した役をゲットするも
本番でしゃべり方が変だったのか、何も面白くない台詞で
会場から笑い声が聞こえてきて
なおさら人前で何かをすることに恐怖を感じました

そんな僕に転機が訪れたのが、小学校六年生の頃に
音楽の授業で指揮を学んだことです
周りの生徒は音楽に合わせてカクカク機械みたいに動いているのに
僕だけがしなやかに躍動感を表現できていたことに
不純な動機かも知れませんが
特別な優越感と喜びを感じたものでした

それ以降、人前で指揮を振る機会を与えられ
僕の表現を見て感動してくれた低学年の子たちの存在を知って
こんな自分でも人になにか影響を与えられるんだ、と
音楽の持つ力に自分の可能性を感じました

音楽を本気で学びたい!と思って
小学校卒業と同時に日本最高峰の音大で指揮科を目指しましたが
音楽を学ぶことが遅すぎて断念しました
ですが諦めきれなかったときに
「声楽科ならまだ間に合う」と言われたのが
歌を習おうと思ったきっかけでした

当時憧れていた指揮者の佐渡裕さんみたいに
専攻はフルート科、でも指揮者になったように
同様の道を歩みたいと思っていたので
歌うこと自体好きで習い始めたわけではありませんでした

両親や師匠の献身的なサポートを受け無事合格した芸大でしたが
入学後は歌うことが本当に大好きな人達が
みんな必死にお互いの技術を競い合っていたので
なかなか友達ができませんでした…

もちろん技術なくして豊かな表現はできませんが
僕にとって根本はやはり感性を自由に表現することです
個人の技術には限界がありますが、感性は無限大です

その後も様々なジャンルの表現方法に触れる中で
歌の素晴らしさや技術の奥深さを知ることができました

今でも僕の人生は技術よりも感性や表現力を中心に動いています
そのお陰で素晴らしい出会いや気付きを得ています
宮古島には音楽の神様がいて
しっかり奉仕して役目を果たさなきゃと思っています

僕のレッスンでは感性や表現力が動機となって
技術に触れる道筋を作れることを大切にしています

最後まで読んでくださりありがとうございました

2019/09/21
西村