宮古島からこんにちは!
インストラクターの西村です。

台風第 13 号 (レンレン) 接近に伴い
本日 4 日に波浪警報が発令されました
明日には暴風警報も加わり大荒れになる見込みです
もちろん僕はしばらく自宅避難です

僕が住んでいる城辺地区は
市街地から離れているのですぐに停電が発生します
たぶん明日から 2 日間くらい停電になると思います(笑)
田舎暮らしの洗礼とでもいいましょうか
電気が使える今のうちに投稿します!

さて、レッスンでは多くの方が
J-POP を歌われることと思います
最近 J-POP をセッションしていて
感じたことを記載します

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■ 「歌詞」 をひきたたせて歌う
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聴き手にいかに歌詞を語りかけ
聴き手にいかに歌詞を共感させられるかが
歌い手のポイントだと考えています

僕はもともとクラシック上がりで
音楽の流れに感情を乗せて歌うのが自然でした
そのせいか
大学に入って J-POP を歌い始めたころは
レコーディング現場でしょっちゅう怒られていました

「オマエはキレイに歌いすぎだ」
「歌詞がぜんぜん聞こえてこない」

僕が携わったチームは歌唱力はもちろんですが
それ以上に 「歌詞の魅力」 をとても大事にしていました
歌詞の世界は文学という、音楽とは全く違う世界です
そして J-POP は音楽と文学の融合と言ってもいいでしょう

J-POP の場合
聴き手は音楽の美しさ以上に歌詞に共感する
だから素晴らしい詩を書いて、歌い手も
その詩を語りかけるように大切に歌う、ということを
クリエイター目線から学ぶことができました

実はミュージカルの現場でも同じことを言われました
キレイ過ぎて何を歌っているのかわからない
もっと演じろ、と

振り返ってみるとミュージカルだけでなく
お芝居も同様に言葉の響きが大事でした
どれだけセリフに息を吹き込ませられるか
これが理解できるまでに少なくとも 10 年はかかりました

当時の僕はといえば
正しい発声で美しく音楽を奏でることに一生懸命でしたし
邦楽よりも洋楽にハマった結果
歌詞よりもグルーヴや和音の響きに重視していたので
かなりの衝撃でしたし、苦労もしました

その経験は今になって活きています
やはり、ほとんどのお客さんが
歌詞カードを読みながら音楽を聴いて
その情景を自分の生活と擦り合わせながら
共感して感動してくださっていると実感します

クラシックや古典民謡のように
一般人にとって何を歌っているのかわからない曲を
専門として歌う人が陥りがちな点かと思います
なのでレッスンでは発声だけでなく
発音も学ぶ必要があると僕は思っています

面白いのは、発音を学びだすと必ず
行き着く先は 「息」 になる点です
つまり、普段の呼吸法の必要性について
より理解が深まるということです

日本語特有の響きが持つ奥ゆかしさを
学ぶきっかけにもなるでしょう
だからボイトレは面白いんですね

最後まで読んでくださりありがとうございました

2019/09/04
西村