宮古島からこんにちは!
インストラクターの西村です

 

最近よく一緒にセッションする機会のある方と
演奏していて思ったことを記載します

 

「なんか音楽に共感できないなぁ~」と
違和感を感じながら僕は演奏していたので
どうしてだろうと思ってずっと考えていました

 

その方は最近都会から移住して来て
かなり真面目なタイプの方なのですが
演奏を聴いていると
「ああしなきゃ。」「こうしなきゃ。」が優先されてしまい
楽曲とその人の感情とが乖離していると
僕は感じました

 

また
選曲をするときも、
周囲が喜びそうな楽曲を選ぼうとするあまり
自分の声質や表現に合ったキーや楽曲を無視する傾向にありました

 

「無理に会場を盛り上げる必要はないよ」
「自分の長所が全面に出せる、しっとりした曲をやりましょう」

 

そう提案しても

周囲の反応が気になってしまい
なかなか都会の感覚の思考回路が抜けないのです

 

沖縄の離島生活を続けていると
のんびりとした人々のマイペースな気質はもちろん
相手に気を遣わずハッキリと物申す人達の
素直な人間模様が印象的です

 

一方、都会ではどうしても自分よりも
他人のために忙しく何かをしなければならない状況に
さらされる機会が多いのかもしれません

 

音楽を奏でるうえで大切なことは
自分の意志や欲求を尊重することだと思います

 

先ず、自分は本当に価値のある表現者なんだ、という
自己肯定の考え方を大前提のもとに音楽を捉えて
自尊心と主体性を持って音楽と向き合うことが
大切なのではないでしょうか

 

そして
自分の良さを自分自身がしっかりと理解し
それを全面に引き立ててくれる楽曲をチョイスすることも
良い歌を唄える近道なのかもしれません

 

つまり
自分のことをよく理解すること
音楽は自分探しの旅でもあると思います

 

その方がもっともっと沖縄の風情に触れて
本当の自分の良さに心から共感できたとき
近い将来、いつか素晴らしい歌者になることを
僕は信じていまも見守っています

 

これは技術云々のはなしではなく
その人の生き様というか
日頃の考え方や物事の捉え方ひとつで
音楽はそのありのままを映し出してくれます

 

みなさんも美しい人の心や自然の風景に
できるだけ毎日触れながら感動し
音楽と共に自分を見つめ直す時間を作れたらいいですね

 

最後まで読んでくださりありがとうございました

 

2019/07/04
西村