宮古島からこんにちは
インストラクターの西村です

 

宮古島に移住して今月で 2 年目を迎えます
当時は奥さんからの提案で
島について何の予備知識もなく
南国で悠々自適なリゾート生活みたいな先入観を
勝手に抱いていました

 

大学の恩師から返ってきた手紙にも
「南国でのスローライフ、羨ましい限りです」と
書かれていたのが印象的でした

 

ところが、実際に生活を続けていくうちに
移住生活の厳しさを目の当たりにするようになりました

 

事実、宮古島の美しさと南国のスローライフに憧れて
移住してきた内地の人のほとんどが、
2,3 年以内に島を離れているようです
僕の奥さんもその中の一人でした
内地の価値観を持ったまま島に来た人は
まず、島での移住は難しいでしょう

 

先日の東京でのワークショップでは
「音楽のことを理解し共感し、そして適切に表現しましょう」
というお話をさせていただきました
これは、人との対話と同じで
自分が聞き手になってお相手の話を傾聴し
お相手の意図や背景、ご要望や今後の方向性を明確に理解し
共感した内容をお相手にとって有益な言葉でお返しすることが
ビジネスでも役立つコミュニケーションスキルかと思います

 

音楽もまったく同じことが言えて
その楽曲がどのような流れや構成、背景があるのかを
歌う前に音楽を傾聴し理解し、
共感したことを自分なりに表現することが大切です

 

つまり、音楽の意図をいかに汲み取った表現ができるかです

 

同様に、島に長く移住し続けるためには
島の文化や風習について理解し、共感することが大切です

 

今回、東京の知人と僕の島での仕事について話す機会があり
色々とアドバイスをいただいたのですが
「それはおかしい」 と言われたことがいくつかありました
確かに、「おかしい」ことは僕も十分理解しているのですが
それは都会の洗練された価値観に基づく思考であって
島の背景や価値観を知らない人が言うことです

 

宮古島は日本ですが、僕は外国だと思っています
内地の常識が、島ではまったく通用しないことが多くあります

 

この島で生活やビジネスを継続するためには
島の人との交流や協力が必要不可欠と強く感じます
都会の価値観を棄てきれずに
地元の人との信頼を得られなかった移住者の多くは
離島の中の離島 「宮古島」 でさらに孤立することになり
結局、キツくなって島を離れていきます

 

僕も東京から帰った後はしばらくキツいと感じましたが
本当にキツいときに支えてくれるのが島の人達でした
同時に、
本当にキツいときに逃げていくのが内地の人のようにも感じました

 

これは、
辛抱強く島に住む人達を傾聴し理解する謙虚な姿勢がなければ
決して知り得ることができなかった「島の良さ」でした

 

「宮古島バブル」と騒がれる現在
まだまだ 2 年目で、今後も苦労は絶えませんが
バブルがはじけた近い将来、何かを手に入れられるよう
引き続き頑張りたいと思います

 

応援のほどよろしくお願いします!

 

2019/06/26
西村