*このブログは私と家族のささやかな日常を綴ったものです。子育て、価値観、それを取り巻く環境は十人十色。正解やタブーを主張するブログではありません。こんな家族もあるんだな、と温かい目で読んでいただければ幸いです*



今日もほっと一息、お疲れ様でした!





さて、長男ネイビーの生まれかた、後編です。






そして始まった初めての陣痛のような感覚。






今思い返せば、陣痛をつけるのに





焼肉・リポビタンD・スクワット





が効くと言うジンクスを信じて、前日に実行していたおこりんぼ。まさかその通りになるとは。
(これからお産を控えている方、ジンクスを鵜呑みにせず、どうか食事も運動も体調第一で!)





陣痛らしきものが起こる、そのまた数日前におしるしのような出血もあったことから、念のため産院へ向かいました。





ところが診察の順番になるころには、先ほどまでの痛みはだいぶ遠のいてしまっていて、子宮口もほとんど開いていないとのこと。
そのまま帰されるかなと思いきや、先生の判断で一旦入院となりました。



(おこりんぼの場合は妊婦さんが検診中にチェックする骨盤のレントゲンの結果、ネイビーの頭が骨盤を通れるかギリギリだったことが理由の一つかもしれません。)






助産師さんに
「階段の上り下りが効くわよ〜」と言われ、ここでおこりんぼ特有の






せっかちシステムが作動。
(どこで作動しとんじゃい)







助産師さんの目の届く階段を中心に、産院をてくてくてくてくてくてくてくてくてくてくてく。
この甲斐あってか、外が暗くなるころにはまた陣痛の波が!!
翌朝まで、病室のベッドで陣痛とひっそり戦いました。






そうして翌朝やっと陣痛室へ移動しましたが、なかなか子宮口が開かず(初産あるある)
午後には陣痛促進剤を投与、夕方すぎには陣痛もマックスに!
ぐったりしてきたおこりんぼを見兼ねて、人工破膜の処置をしていただいてから、夢の分娩台へ。

(このときはもうぐったりで、とにかく早く出てきて〜!と祈るのみ)





そこから3人がかりでお腹を押してもらうものの、それでも出て来ないネイビーはとうとう吸引のカップをつけられ、この世に誕生しました。





ネイビーを助けてくれた吸引カップのおかげで、ビックリするほど頭が長く伸びていたのは今でも忘れられません。笑






3280グラム。
生まれるよ、の合図をくれてから出会いまで40時間。






時間がかかったのは、初産で子宮口がなかなか開かなかったことと、へその緒が首に2回ほど巻いていたこと、また旋回異常だったことも原因だそうです。





本来下向きに顔を向け誕生するはずの赤ちゃんですが、ガッチリと顔を上に向けて誕生してきてくれたネイビー。
初めて見る世界は、とっても眩しかったことでしょう。






あれから11年。








こんなに小さかった足は…














こうなりました。笑
25cm。
昨年には、おこりんぼ超え、笑








命の誕生は本当に本当に奇跡的。






育児に家事、仕事など忙しい日々に追われ、ついつい忘れがちになりますが、おこりんぼはネイビーと出会えたあの景色を、いつまでもいつまでも覚えておきたいです。







と思いつつ、







「ぐぅおらああああ!
誰だまた靴下脱ぎっぱなしにしてんのは〜!!」







とおこりんぼを頻発作動させる私なのでした。







次の機会には、次女オレンジの生まれかたについて書いていきたいと思います。




虹はてさて、また明日はどんな一日になるのか楽しみです!