北母子里駅 深名線 最期の時 | ちゃたろのブログ

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何歳になっても線路や電車を見ると気になる元鉄道少年。1980年代90年代の写真を整理するついでに投稿してみました。

 もともと沿線人口が少ない上に、ひとつの町が広く集落内にだいたい何でも揃っている。日常的に隣町に出るのは高校生ぐらい。となると鉄道利用者が見込めないのは当然。

1995年8月深名線北母子里駅

 ダム建設が終わり、貨物輸送がトラックに取って代わられたら廃線も致し方ない。この駅には1日6本の列車しか来ない。名寄への通学に使えそうなのが朝に1本、夕方2本。朱鞠内への通学は無理そうだった。

 駅で周辺を見渡しても建物は少ない。どれほどの通学生が集まることやら。ただ荒野のど真ん中という訳では無い、畑や牧草地、人の手の入った土地は広がっていた。