1988年。この春は青函トンネルと瀬戸大橋開通と大イベントが続いた。身近な津軽海峡線には豪華寝台列車が札幌まで走ると、鉄道マニアでなくても話題に登っていたと思う。
連絡船の代替が快速列車、それも客車列車になるとは思いもよらなかった。料金を考慮すれば仕方が無かったのだろう。乗ったのは〝はまなす〟間合い14系、青い50系の写真は残念なことに見当たらなかった。
津軽海峡を超えたのは鉄道が目的の旅行だけ、札幌などが目的地の時は空路を選んでしまう。物好きで乗らなくても〝鉄路〟が北海道への選択肢になる時代が近いことを願う。