昭和天皇は、三度高田に行幸されている。
最初は、摂政宮殿下の折に、大正十三年、其の時を記念して、高田公園の二の丸、第十三師団営門の近くに石碑がある。
聖跡記念館
今上天皇陛下 摂政宮殿下トシテ大正十三年秋北
陸地方ニ於ケル特別大演習御覧統監終エサセラレ
御還啓ノ砌十一月十一日當高田偕行社二御駐泊遊
バサル依テ其光榮ヲ永久二記念スルモノナリ
皇紀二千六百年十一月十日
裏 昭和十六年三月
帝国在郷軍人会高田支部
帝国在郷軍人会聯合分会 建立
この碑は最近、高田公園散策している時に見つけた。
昭和天皇、皇太子の時高田に立ち寄られ宿泊されておられる。その時の記念碑
第二回目の行幸は、昭和22年10月、高田中学校(現高田高校)校庭の市民奉迎場においでになり、スタンドに立たれた。ソフト帽に・背広姿のおすがたが壇上に立たれると、市内外から集まった三万人の人たちがいっせいに万歳を唱え、天皇はこれに対して帽子を振ってこたえっられた。(私は其の時、小学6年生で、担任に引率されて参加している)
三回目の行幸は、昭和39年新潟国体の時である。高田会場に両陛下が御来臨されている。