大学病院も今年は、電子カルテの気密性を上げた。


もちろん情報の保護が目的である。


教室も小さいが、たくさんの方が出入りする。


みなさんの個人情報も莫大な数量になる。


父は昔からこの種の仕事のプロである。


私も保安上にどう管理するか父に教わる。


パソコンは使わないので、手書きの書類が山になる。


500、1000とあっという間に増えていく。


それを管理するのも教室の仕事。


家内に名簿を作ってとよく言われるが、返事はしない。


名簿が、もし万一悪用されたら、大変である。


今はメールアドレスさえ、守れない現状。


個人の名前とか、生年月日は絶対守秘。


住まいも大事である。


ぽっかり、浮雲のように茶道が出来た時代が懐かしい。


情報化時代とはいうが、大事な高度な医療やハイテクな技術はまだまだ、茶道のように手の微妙な感覚が必要である。


ロボットではまだまだ無理な世界が、広がる。


人間の頭脳は、スーパーコンピューターに直しても霞が関ビルの大きさになると、電算機時代大学で教わる。


機械が出来るのは、まだまだ少しなのだという。