暦と実際の仲秋の名月が一緒になった。
台風去って、空も澄み渡り、満月の輝きも一層見事だった。
床の間には、名月に立花が供えられた。
足元は見事、
軸は、たまたま清風明月を払うをかけていたので、その取り合わせは楽しかった。
上級の生徒さんも、今日初めてお濃茶に入った後輩の為に、自ら濃茶の平点前をしてくれて、お濃茶の練り方も初めての生徒さんにお手本を見せてくれた。
濃茶が今日生まれて初めての生徒さんも、頑張って濃茶を練った。
私は最近、濃茶を初めて習う人ほど、初めての時に濃茶を練る体験をしてもらう。
それで、薄茶との違いを納得してもらうのである。
向かい側では、初釜のお稽古をしている。
三か月、風炉での初釜のお稽古を頑張ってくれた。
よし、そろそろ一息入れようと、次回は唐物のお稽古にしようと相談する。
もう、来週で9月が終わり、中置の季節、早いものである。