結婚40周年、そして家内は古希の祝いであった。
この花展を家内は古希の祝いのつもりで、根性と気合を入れて作品を仕上げた。
私も今回はほんのわずかだが、若いときのようにお手伝いが出来た。
寝る間も惜しんでの、作品。
それにしては、カメラでは良さが分からない。
私の腕が悪いのか?
兎に角、明日が勝負である。
見事に、蕾が膨らんでくれることを祈る!
家内が一本一本愛情を注ぎ、活けたお生花。
お生花の一種活け、その上緒玄所で配りという厄介なもので枝を止める。
私がお花で挫折した、配り。
兎に角、力と工夫のいる活け方である。
目立たないが、家内のうちに籠る気合いは、そばにいてものすごく感じて、嬉しかった。
まだまだ、家内も若い!
これが最後かと見守っていたが、まだまだお花は倒れてもやるだろう。
私は、そんなときには杖になり、家内のやりたいことをしてもらう。
お花に命を捧げたというとオーバーだが、そんな人なのだ。
一輪の花、一枚の葉、すべて無駄にしない。
花にはごみは出ない。
実からは種を、そして育てる。
当たり前のことというが、それを40年以上続けている。
神様はご褒美に、どんな花を咲かせてくれるだろう。
明日は、私は茶道で行かれないが、茶室で祈っているだろう!