おうち探しの旅 HM決定まで④ | 1億円の家を買うお話

1億円の家を買うお話

何を血迷ったのか1億円の家を買うことにした30代前半夫婦のお話です。

こうして最終的に契約をすることとしたのは桧家住宅である。

決定については最後の最後まで悩んだが、価格・間取りの両方をバランスした時最も自分たちの要望を満たせている、と感じたのが決め手である。

決め手となったのは、プランの柔軟性が一番大きなポイントとなった。
無論、注文住宅である以上、どのメーカーも自由度はあるのだが、他のメーカーはベースの金額が高いということもあり、複数あるプランのうち、基本的なフレームは指定されておりその中から間取りを考える、という方式(ミドルレンジのプラン)。

そのため、構造上の柱、壁等に関する制約がそこそこ大きく、改善の提案についても構造上の理由から対応できない、ということも何度かあった。
他方、桧家住宅については、最も柔軟性の高いプランを選択できたことから、基本的にはほぼ制約なく(土地に起因する制約、斜線規制等どうしようもない問題くらい)、間取りを考えることができた。

HMとの打ち合わせを繰り返す中で、間取りについては相当程度のこだわりが生まれており、商品上の理由から自由度が減るということは選択肢として許容できず、必然的に候補は絞られることとなったと考える。

色々な調整を踏まえた契約見積もり段階の金額は3,500万、土地の金額6,000万と諸費用を合わせ大体1億円の着地である。
ここから、オプションや外構、その他費用に1,000万を見ておき、1.1億円を最大値として勘定する。

こうして、怒濤の1ヶ月を乗り越え、HM選びは決着した。
1ヶ月での決定は短いようであるが、使える空き時間をほぼ全て使っていたので十分な時間をかけられたかなと思う。