おかざきカレーパンを語ろう!

 

サンクレールを代表する商品

あっぱれ!家康 

おかざきカレーパン

 

 

発売開始からもうすでに5年

今なお人気のカレーパン

 

本日もメディアに取り上げられました

 

 

メディア登場記念として

ちょっとドキュメンタリー風に

脚色してみました(笑)

 

プロジェクトX

 夢は日本一

 ~奇跡のカレーパン開発への挑戦~

 

 

3年かけて開発したカレーパンは

地元岡崎の新たな特産品として

全国ふるさと甲子園にエントリー

 

 

大会当日、

観客が一番多く購入した商品が優勝

おかざきカレーパンは

見事日本一の称号が与えられました

 

 

ここまでたどり着くには

たくさんの困難に見舞われる中

奇跡とも思うほどの出来事が重なったおかげ

 

やはり一般的にグルメといえば

からあげ、ラーメン、餃子など

人気の食べ物はたくさんあります

 

そんな中でカレーパンを

選んでもらうにはどうしたらいいか

 

ここでひとつのアイデアを試すことに

 

イベント会場で

食べ歩きしやすい形状にできないか

 

カレーパンの形を棒状にすると

フランクフルトのように食べやすく

また紙に包んだままで

最後まで手につかないからベトつかない

 

アイデアとしてはよかったが

棒状の生地にカレーを包むのは

手作業ではかなり難しい

 

パンの発酵状態によっては

均一の太さにならない

 

諦めてかけていた頃

業者さんとの何気ない会話に

驚きの声が隠し切れませんでした

 

確か棒状のカレーパンを

機械で作っている会社があるよ

 

早速お隣の県にある会社さんの工場へ

棒状にするには時別な生地を使って

加工する技術が必要なんだそうです

 

 特別な生地がまた

 新たな奇跡を呼びますが

 それは後ほど

 

この奇跡の出会いがなければ

おかざきカレーパンは幻のままでした

 

 

形状はクリアーできたところで

パッケージやネーミングはどうする?

 

またデザインを起こしたり

パーケージを特注で作ると

時間も経費もかかってしまいます

 

まだノミネートも決まってない段階で

そこまでの決断ができません

 

ところが偶然にも

また奇跡が起きました

 

当時はこっぺぱんがブームで

弊社も便乗してこっぺぱん専門店を出店

 

その店名が「あっぱれ!家康」

専用の袋も作っていました

 

これって

このままカレーパン

いれても良くないですか?

 

一気にネーミングもパッケージも

問題が解決しました

 

 

そしてエントリーされるために

残された最後の難問

 

 この大会で日本一になるためには

 6時間で1500個のカレーパンを

 揚げなければならない

 

前年の優勝したチームの販売数は1000個

今年はさらに凌ぎを削る戦いのため

確実に1500個販売することが最低限の目標

 

 

 

パン屋さんで普通にカレーパンを1500個

販売するには前日から準備してスタッフ総出で

朝から晩までやってできるかどうか

 

さらに電気容量の問題で

会場にパンの発酵機とフライヤーを

数台用意することは不可能と判明

 

こうなったら

どこか会場近くのパン屋さんを借りて

会場に運び込むしかない

 

無謀としか思えない決断を迫られる中

棒状のカレーパンのサンプルが届きました

 

そして仕様書に驚きの文章が

 

自然解凍後、

そのままフライヤーに入れて

6分間揚げてください

 

特別な生地はタピオカ粉(でんぷん)を

使っているので発酵いらずなんですって!

 

 

 

会場にフライヤーを2台設置して

あとはひたすら揚げるだけ

これならやれる!

 

僕でもできる(笑)

 

こうして

おかざきカレーパンは数多くの課題を乗り越え

奇跡のカレーパンが誕生したのでした

 

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大会当日も含め

本当にたくさんの方々にご協力いただきましたこと

この場であらためてお礼申し上げます