今年7月は、日本の未来を決する大切な選挙

なんたって、安倍首相は自分の政権で悲願の憲法改正を成し遂げたいと思っているらしい。

参議院で改憲勢力3分の2議席を獲得して、憲法改正発議を目論んでいる。
対する野党は、なんとしても止めろという市民に背中を押され、選挙協力の方向へ動き始めた…か、というところ。

まさに、日本のカタチが変わるかもしれない選挙なのだ。

挙まで二ヶ月余りという5/1の中日新聞
記者がそれぞれ日頃の仕事で感じているところを報告?する月一回のページ








【違反招いた「選挙プランナー」】
【資格なき“要職”の危うさ】
という見出し、同じ候補者の選挙応援の事件ではあるけれど、

別の裁判であるにもかかわらず、一方の有罪判決をもって、
未だ公判中の事件についても混同させるような書き方には問題があると思う。
(記事中にもあるが、高田氏も冤罪であるとの見解が多数。
さらには高田氏は斉藤氏の裁判の参考人として共謀の事実はなかったと証言している。)


見出しはおそらく整理部でつける。

つまり、この記者によるものではないと思うが、

記事の中身をよく読めば、公職選挙法に

「違法な事前運動か、合法の政治活動かー。両者に線を引く法律の明文はない」

としているけれど、権力側が恣意的に使える曖昧さ、

つまり同じチラシ配りをしても取り締まる側が「コイツは捕まえてやろう」と思ったら不公平だろうと問題なく逮捕、起訴できてしまう条文となっている。そこが最大の問題点であるという結論にはなっていない。
ちなみに、特定秘密保護法も同じように恣意的に使える曖昧さをわざわざ持たせていると言われている。


『経験がものさし』に違和感を感じる記者よりも、しっかりとした具体的な提案をしている中学二年生の方がずっと真っ当だ。

35年間、1000件以上の選挙で摘発されなかったのに、

なぜ今、逮捕・起訴なのか…

そこに焦点を当てるべきだと思う。

禁じ手をつかってでも「勝ちたい」というなりふり構わぬ権力側の参院選への執着を感じないのだろうか?


この斎藤まさし氏(本名:酒井剛氏)の事件はスラップ訴訟ならぬ、スラップ逮捕といってもいい。

3/31という世間が最も忙しく注目されないであろう時期に結審、

選挙直前の6/3判決予定というところにもなんらかの意図がありはしないだろうか?

結審時の報告集会で、斉藤まさし氏は悔し涙を流した。

「夏には大事な参院選がある。焦るんですよ。裁判で時間もお金もかかるってこと向こうはわかってるんです」と。

今、<選挙の神様>の動きを封じ込めたい。これが最大の目的でしょう。

詳しくは、選挙干渉裁判チェックの会
     http://no-unjust-interference.jimdo.com/









「高田とも子です。よろしくお願いします」


と「高田とも子をよろしくお願いします」が選挙違反?

どちらにしても日本以外の国ではあり得ない。

どうやって選挙やれって言うんでしょ?

いや、むしろ民主主義やらせたくないために公職選挙法があるのかもしれない。

改めて実感。民主主義の根幹は<情報>と<選挙>

あ、中日新聞にメールしよーっと。


そうそう、いまから8年くらい前、

私たち勝手連として選挙運動やってみて「ヘンーーー」って思って「選挙を市民の手に~公職選挙法を考える市民の会」として

愛知県内3ヶ所でシンポジウムやったこともありましたー。

市民目線で公職選挙法について書いたこの本おススメです。




当時つくった動画もリバイバル


                                  (の)