「なぁ、応援メッセージ作ろっか!
」
えっ?としまお(旦那)さん。
「セミファイナル行けたし
次が予定演舞の最終会場やし
時間あるし^^」
ちょっとためらいがちな、しまおさんを引き連れ
向かったのは名古屋タカシマヤに入っている東急ハンズ。
あれっ?
文具20%OFFのセールをやってる。
レジはいつもより多く準備され
まるでスーパーのような並び。
これは導かれたね![]()
どんな風にする?と二人で考えながら
普通よりもかなり大きなデザイン用画用紙2枚と
太マジックペン、セロテープとハートのシートをゲット。
さて、どこで仕上げる?
道徳駅に移動して喫茶店で書こうか、と
話しながらエレベーターに向かうと
その脇にひっそりと公衆電話と荷物整理代が
置かれている。
しまおさんが
「ここで書けるんちゃう」
よしっ!
人混みの中、お目当てを探していたら
結構時間がかかってしまっていた。
早くしないと、間に合わない!
台を汚さないように
入れてもらったナイロン袋を画用紙の下に敷き
書き書き![]()
パレード中に目に入る程度だから、もう適当。
だけど気持ちはちゃんと込める。
しまおさんが選んだ
こしまの衣裳、淡い桃色の画用紙にメッセージ。
『セミファイナル出場
おめでとう
』
センスもないし、文字もしっちゃかめっちゃかだけど
取り敢えずはこれでいい。
しまこが書いている間
しまおさんは電車の時刻を検索。
何とか書き上げて、名鉄へダッシュ!![]()
道徳駅からパレード会場は
ちょっと歩かなきゃいけなかった。
でも、頑張るよ![]()
ここは3パレード行われるらしい。
こしま(娘)に見つかったら
怒られるだろうから
こしまが止まりそうな位置を避けて
スタンバイ。
チームの地方車(ジカタシャ)に先導され
踊り子たちがやって来た。
「近くに来たら、サッと広げるで!」
今だ!!
桃色の画用紙を2枚横に合わせて書いた
メッセージを掲げてみる。
しまことしまおさんは画用紙で顔を隠す位置で。
チラッと顔を出してみると
それに気づいた三人官女の踊り子さんが
踊りながらもニッコリと会釈してくれた。
目の前を進みながら踊るチームのみんなに
メッセージでエールを送る。
演舞は見れないけど
ここまでずっと見せてもらったからね![]()
2パレードめは掲げずに観覧。
最後の3パレードめ。
「もう1回、出してみよか」と、しまおさん。
今度はさっきより手前の位置で
出してみることにした。
目が合ったお雛さま役の踊り子さんが
顔をクシャッと。
五人囃子役の女子が「ありがとうございます!」と
笑顔で叫びながら進んで行った。
わおっ!
想定外にこしまが目の前で止まって踊っている。
顔は画用紙でなるべく隠しているものの
バレタかな。。。(^_^;)
帰ってきたこしまが
「もう!笑ったし![]()
バレバレやから!
パパのおなかで分かるわ!!」
「でも、先輩たちすっごく喜んでくれてたで。
〇〇さんは見た瞬間、泣きそうになった、って」
あの時のお雛さまの踊り子さんだ。
てっきり、こしまに怒られると覚悟してたけど
何だか結果オーライだった![]()
