このブログは野鳥観察記録を中心に投稿していますが、今の時期は渡り鳥が少ないことと暑い日が続いていることから遠出はせず、近場の公園で昆虫観察をしています。
今回の昆虫観察は北中城村内の公園に行きました。今回観察した昆虫の中から希少な蝶の3種を紹介します。
フタオチョウ
尾状突起を2本持つタテハは日本では唯一であり、この突起が和名のフタオの由来です。
沖縄県では天然記念物に指定しており採集は禁じられています。
イワカワシジミ
幼虫の食草はクチナシで新芽や果実に産卵します。
環境省は希少種に指定しています。
アカボシゴマダラ
和名が示す通り、後翅の外縁に鮮やかな赤い斑紋が出現する。
国内では奄美大島にのみ生息する珍しいチョウですが近年、関東を中心に分布を拡げています。これは人為的な放蝶が原因と考えられています。放蝶されたと考えられるものは中国や朝鮮半島に分布する「原名亜種」であり、「特定外来生物」に指定されています。


