10日ほど前にクロサギの巣を見つけた

 

その時に雛を確認できたが、その後の成長の様子を見に行った

 

雛は2羽で大きく成長していた

 

親は黒色と白色型の番いである

 

雛がどの色になるのか興味が湧く

 

結論を言うと、1羽は黒色でもう一方は白色型であった

 

 

巣にある場所は岩礁の中間あたりの窪みで、障害物が全くなく海岸からよく見えるところだ

 

距離があるので良い写真は撮れないが、観察するには十分である

 

雛が餌をねだる様子や口移しで給餌する様子も観察できた

 

 

一般的な野鳥の給餌は獲ってきた餌をそのまま雛に与えるが、クロサギの場合は鳩などと同じように飲み込んだ獲物を吐き出して与える

 

見ていて飽きないので毎日でも観察したいが、近場ではないので頻繁に行くことはできない

 

また、巣は西向きにあり、午前中は逆光で見えにくく、午後には直射日光が当たるため親鳥が羽を広げ熱い日差しから雛を守る

 

 

すなわち雛を観察するのは日陰になる夕方の時間帯だけが最適ということになる

 

地上で営巣するアジサシ類やチドリ類に比べ、天敵に襲われる危険性は低いので雛たちは無事に育ってくれると思う