サシバの姿が目立ってきた

 

電柱に止まる大きな鳥はサシバがほとんどである

 

 

サシバは渡り鳥で一部が沖縄本島で越冬する

 

寒露の頃に新北風(にーみし)に乗って九州南端から大群で飛来する

 

途中宮古諸島などでひと休みし、さらに南の東南アジア各地へ向かい越冬する

 

数十年前(私が中学生のころ)までは沖縄本島でも大群が舞い降りていた(と思う)

 

今は沖縄本島を素通りして宮古諸島で舞い降りている

 

沖縄本島で見られるサシバは落鷹(方言でウティダカ)と呼ばれる

 

落鷹は翌年の春、南の国から北へ渡る仲間の群れと共に沖縄を去っていく

サシバはタカ目タカ科サシバ族に分類される鳥
全長は、雄はおよそ47cmで雌はおよそ51cm。翼開長105cm-115cm
環境省は絶滅危惧II類(VU)に指定されている