3月20日(水)の一般質問3日目にアリーナ建設についての質問があった

 

それについて、配付された答弁書は次の通りである

 

(答弁書)

 現在は、用地の購入が滞っているため当初計画していた期間での実施が実現できてない状況です。その間に、沖縄市では1万人の収容規模を持つアリーナ建設工事が既に着手されており、今後現在の計画については何らかの見直しの必要性もあるのではないかと考えております。しかし、防災拠点としての必要性は、村にとっては最も重視しないとならない課題だとも考えております。

 

防衛省の補助を受ける事業に着手しており、現在は事業の一時中断という形で了解をいただいているところですが、この事業期間延長についてもご理解いただけるように要請を続けております。

 

まだ、取得できてない用地については、土地所有者が購入予定金額にご納得いただけていない状況です。そのため、今後もお願いに伺いたいと考えております。

 

 

 

防災拠点であるという考えは重要だと言うことであるが、私は、36億円もかかるアリーナを防災拠点にする必要があるかと疑問を感じる

 

防災拠点はアリーナではなく、既にできた村民体育館に変更が出来ないものか早急に検討すべきではないか

 

防災拠点が、建設費や維持管理等で将来、村財政を逼迫させる恐れのあるアリーナにする必要性は全くない

 

それよりは、アリーナ建設予定地である隣接地の全てを、大幅に不足している体育館専用駐車場にすれば、村民に喜ばれるだろうし、また、いざの時、駐車場を防災広場として活用できるメリットもある

 

駐車場がなく困っている体育館横にアリーナを建設すると、駐車場不足に更に拍車をかける事になり、混乱がひどくなるばかりである

 

私は、自分の質問の際、このことを提案したが、村長は怒った様子で「(まだ購入していない)他人の土地を駐車場に出来るはずないだろう」

と的外れな答弁をした

 

また、アリーナ断念について、「2月26日の新聞報道」を持ち出して、「浦添市が断念した今、村長の英断に期待したい」と意見を述べたところ、「新聞報道だけを見て浦添市と比較するとはとんでもない」と、また、意味不明な答弁があった

 

いずれにしても、村長はアリーナ建設を断念する様子は見られない

 

推進するという前に、もう一度、立ち止まって、採算性について早急に検討していただきたい