島袋の高台部分、イーバル、クニンドウバル、マーカーバル、アレーラバルの地滑りは、規模の小さいものも含めると毎年のように起きている。



大雨、長雨で地盤が緩んだ時に起きていると思われるが、そのほかに生活排水の垂れ流しも一つの要因だと思われる。



生活排水の垂れ流しはそこに住む住民の責任ではなく、側溝や下水道管の敷設ができない行政の責任が重いと、私は考えている。



今回の一般質問で原因を追究し、早急に下水道管を敷設するよう提言した。



しかし、村の答弁は敷設時期は未定であり、まだまだ先のことだという。



その理由に挙げているのが、この一帯は起伏が大きく、費用も大きいので、住宅密集地を先に進めていくとの答弁であった。



また、もう一つの理由として、この一帯の道路はほとんどが私有地であり、「下水道は公道の下を通すのが原則」を挙げた。



村長は「地権者や住民の同意」が必要として、「下水道管の敷設は当面できない」と結論付けた。



地すべり地域一帯にすむ村民の皆さんが安心して暮らせる日はまだまだ遠いと感じた。