わたしが何人もいたら? | うみかぜの部屋 うみかぜ工房つくりびと

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ふるさとの海の風景画を描きたくて
生まれ故郷の志摩へと
大阪からリタイヤしてきましたが
10年経って状況も変わり
たいした絵描きになれなかった、
そんな日常を綴ってます

        

 

 

わたしは歌手になりたかった

 

ギター弾きながら  小さな日記を歌うと

 

シンミリなってくれるのよ

 

わたしの声は

 

モノになると思ってた

 

 

 

わたしは詩人であった

 

寺山修司に出会ってから

 

少女叙情を追いかけていた

 

それも本にしないと世間はわからないよね

 

 

 

わたしは絵描きだった

 

絵を描くのは  本当に好きだったけど

 

昭和の30年代は  紙や鉛筆が 充分与えられてなかったので

描きたいだけ描けなかった

 

 

 

わたしは  恋をすることが好きだった

 

だけどそれは

 

ジュリーに恋するようなもので

 

ビジュアルが良ければ恋と勘違いしてた

 

 

 

わたしは   お金がキライだった

 

人間の欲や見栄や

 

そういうことが理解出来なかったが

 

それは

 

自分が空腹の思いを知らなかったのだと

 

今更ながら世間知らずを嘆く

 

腹が減っていたなら

 

お金は欲しいと思うだろう

 

 

 

 

自分が何人もいたら

 

何人もいたら?

 

そして   一つの人間を選ぶとしたら

 

 

 

 

 

わたしは

 

お腹を空かしてでも

 

謳わずにはいられない

 

吟遊詩人でありたいと願うでしょう

 

 

 

今日の 朝日