土曜日の夜の部は、ペア将棋をやっていただきました。
将棋仲間のkoyuさん、Nさんと、Nさんの会社のお友だち、HさんとKさん。
HさんとKさんは男性、有段者、そして私たちは言わずと知れた級位者です
対局場は居酒屋、iPadで対局したので、ナント棋譜が残ってる。。ので、自戦解説させていただきます
最初の1局は、先手Kさんkoyuさんペア対後手Hさんと私のペア。
そして、Nさんは、記録係。。ではなく、注文係を担当してくれる。
ちなみにNさんは、知る人ぞ知る三択の女王。
指導対局の時に、『①番これ。②番これ。③番これ。』と候補手を挙げ、先生にアドバイスを求める。。という手を
得意としている。
最近、その三択候補手の精度が上がっている。 byしんご先生メモ。
指し手は、koyuさん⇒私⇒Kさん⇒Hさんの順。
後で気づいたのだけれど、こういう順だと、高段者のHさんの後に指すことになる、koyuさんにいつも悩ましい局面が回ってくる。
▲7六歩△3四歩▲2六歩△3二金▲6八玉△8八角成▲同 銀△2二銀

本当は振り飛車党だというHさんに、無理矢理居飛車を指させてしまう。
しかもいきなり、角交換。
△8八角成の考慮時間わずか12秒。
指したのは。。。。。私です。。。スミマセン。
もちろん私も、こんな将棋は指したことがなく。。
実力差があって、戦型も合わせてもらって、それでいて、未開の地へ私が飛び込むというのは、どうなんだろう
というか、いいわけない。まぁ、お酒の席ということで。。ご勘弁を。
▲7八玉△3三銀▲7七銀△8四歩 ▲5六歩△6四歩▲6八金△5二金 ▲5九金△6二銀▲9六歩△9四歩
な。。なんですか 有段者の男性2人が端を突き合う。。
そういうのは、私たちにとっておいてくれないと。。。
▲6六歩△6三銀▲2五歩△4二玉 ▲6七金△5四銀▲4八銀△7四歩 ▲6九金△1四歩▲6八金上△4四歩
▲3六歩△4三金右▲1六歩△3一玉 ▲3七銀△8五歩▲4六銀△2二玉
例えば、テニス
のダブルスでも、パートナーが誰かによって、自分の守備範囲はかなり変わってくる。
飲みながらのペア将棋でも、自分で指したくない手がある。
この局面まででは、例えば、4四歩と突く手とか、王様が2二に入る手とか、8五歩を突く手とか、桂馬を跳ねる手とか。。
前2つは、1筋側の端歩を突いたりして、パートナーに手を渡せたのだが、最後の一つは、自分でつく羽目に陥る。8五歩は桂馬が使いにくくなるので、本当は良くないはず。一手損したイミがなくなっているのだけれど。。
桂馬跳ねるべきでした でも、その勇気はなかった。
koyuさんは、真面目で、自分に厳しい。
指導対局でも、先生のアドバイスはもらいたくない、それで、負けるのなら仕方がないと考えている。
真摯な姿勢は、本当にカッコいい。そして、飛車より角が好き。それも何だかカッコいい。
ペア将棋でも、わかんないから端歩突いちゃえ
なんていう手は指さない。
で・・結局、1筋の歩は、またKさんが突いていた

ここで決戦が始まった。
▲3五歩△同 歩▲2四歩△同 銀
いきなり、なるほど
と思う。
当たり前だけれど、無邪気に銀が出て行って困ることが結構ある。
えレベル低いって
放っておいてください。
▲5五歩△4五銀▲同 銀△同 歩
koyuさんが、4分の長考(
)後、5五歩と突く。
koyuさんが、4分の長考(
これってとてもいい手なのではないかと思う。
出るか引くかですね。。と、そりゃぁそうだ。。私は基本的に引けない棋風なので、当然前へ。
さて、注文係のNさん。彼女は、そう言えばギャル曽根系
後から気づいたのだけれど、Nさんが注文係をすると、量が莫大になる可能性がある。
次々と皿
が運ばれる。食べながら、また料理を選ぶNさん。
この日発見したNさんの三択原則①
料理の場合、どれかを選ぶという選択肢はない。
三択は全てオーダー。
しかも1つずつとは限らない。
しかし、まじめなkoyuさんは、料理を取ることもしない。取り分けられても口にしない。割り箸が割られていない
盤面集中
素晴らしい。。。
そして、koyuさんがまた、▲6三角という手を放つ。
もう1つ私が自分で指したくない手があった。角打ち。。。
でも、koyuさんは、しっかり自分で大好きな角を持って、いい角を打っていた。うらやましい

▲6三角△4六歩▲7四角成△3六歩
△4六歩は2分以上の長考。
でも考えていたことは大したことない。
これ。。どうやっても馬ができてしまう。
なので・・とりあえず歩でも突いておくか。。
と金の素になるかもしれないし・・
2分も要らないやん。。
角は7四に成るんだ、と感心。
そして、△3六歩!
何だか、先生と指している時のような感覚になる。
有段者というのはこういう手を指せる人なのですね。
この辺りから長考が増えてくる。
ふと見ると・・・Nさんは。。。んアイス食べてる
も。。もう、デザートですか。。
流石ですっ
▲5六馬△3三金寄▲5四歩△同 歩 ▲4六馬△3五銀打

こうやって振り返ると、koyuさんの指し手がすっごくいい感じがする。
ここから
▲2五歩△4六銀
▲2四歩△4七銀成▲2三歩成△同金上
△4七銀成に長考。2三歩成とされた後が大丈夫かどうか悩んでしまう。
でも、パートナーが何とかしてくれるだろうと思って、銀を成った。
▲3四歩△同金直▲4三銀△2五歩 ▲3四銀成△同 金▲4三銀△3五金
▲2四歩△1二銀▲3四金△3七歩成 ▲2三歩成△同 銀▲3五金△2八と
この△2五歩というのも、本当に流石だと思った一手。
この歩を打つだけで、飛車の脅威が全く違う。銀を成られた後も、同金と取れる。
もう一度銀を引っ掛けられても、今度は銀が上がれる。
打たれてみたら、何気ない一手なのだけれど、本当に勉強になる。
厳しい攻めが続いていたけれど、局面はそんなに後手も悲観したものではなかったらしい。
△1二銀は、絶対自分では指せない手。いいヒントを、もらって指しているのですね。
▲3四金も、厳しい。。こうやって包囲網を巡らして、寄せていくんだと思った。
そして・・・

ここで、koyuさんが▲1七桂!
私だったら絶対に指せない手。
もう桂馬は諦めて、他のことを考えよう、と思っているだろう。
koyuさんは、攻め好きのレディス軍団の中では異色の存在。王様囲うの大好き
追い詰められた時に、こんないい手を指すんだ。。
と感服。
▲1七桂△3九飛▲3四金打△1二銀
▲2五桂△8六歩▲同 銀△8八歩
3四金打~2五桂と駒が集まってきて大変。。いつも言われていることだけど、将棋は足し算。ある一点に利いている駒の数が一枚でも多ければ、そこは制圧できる。攻撃というのは、こうやって手を『足して』いくものなんだ。。と実感。
本当に勉強になります。
私は、そもそも受けるのが下手だし、どう受けていいのかわからなかったので、△8六歩と攻めに転じる。
こういう手も、自分では指したくなかった手ではあるのだけど。。。
▲同銀の後の、△8八歩を見て、あーーー攻めてみて良かったと思った。
▲同 玉△7九角▲7八玉△8八歩 ▲2三歩△3一玉▲3三桂成△8九歩成
この後の、Hさんは、いちいちスゴい。2回目の△8八歩、このタイミングでの△8九歩成。
そっか。。詰めろだ。。と指されてみてからわかる私。
後は、王手が続くか・・ではあったけれど・・際どい所は、何故か、しっかりHさんの手番になっており。。。
▲3二成桂△同 飛▲同銀成△同 玉 ▲5二飛△4二歩▲2二歩成△4一玉
▲4二飛成△同 玉▲投了
飲みながら、楽しくさせて、そして本当に勉強になった一局。
ありがとうございました
ただ。。一つ心残りが。。。この1局の中に、Hさんに『あ。。どうやらチャンスボールが来たようですよ。』と言われたけれど、私がわからなかったところがある。
確か、正解は△5五角だったんだと思うのだけど???
チャンスボールを、ていねいにつないでしまうような一手だったようなのだけど、忘れてしまったの。。。。
あれはどこだったのだろう。。
そして、注文係をさせてしまったNさんに申し訳ないので・・
もう1局。