7/16に京都に出かけたとき、京都駅八条口の志津屋であんパンとあんドーナツを買いました。

 

 

志津屋というと、50年前の大学生時代にはカスクートがお気に入りでした。フランスパンにハムとチーズがはさんであるのがオシャレで、しかも、他では食べたことのない味。

今も、志津屋の定番メニューで店頭に並んでいるのは、すごい。半世紀以上も人気のあるメニューですね。

 

 

 

でも、高校時代のあんドーナツの思い出には勝てません。

いまや70代の年金女子組の通っていた愛媛の高校では、昼休みにあんドーナツの販売がありました。きっと他にもいくつか種類があったのでしょうが、記憶にあるのはあんドーナツだけです。表面にざらざらと砂糖がまぶしてある揚げパンの中にはあんこ。

 

お弁当を食べたあとに楽しむ、満腹感あんドーナツ。家庭科の教科書の陰で食べる、反抗期あんドーナツ(センセイ、ごめんなさい)。

帰宅途中、寄り道してタイ焼き屋さんに行くこともあって、タイ焼きのしっぽまであんこが入っているのが嬉しいお店でしたが(上一万あたりかな)、高校生の体には、あんドーナツの濃厚な味の方が受けてました。

 

先週、古い映画「がんばっていきまっしょい」がテレビで放映され、高校時代の自分を思い出しました。

主演の田中麗奈さんのお顔とは似ても似つかない私でしたが、同じ制服を着て(わー、懐かし)、同じ電車で海に通い、ボートの練習をしていたこと。メンバー不足で、試合に出るのも大変だったこと。

「がんばっていきまっしょい」の主人公より10年前の女子ボート部員になります。

 

古いアルバムから、当時の艇庫の写真を紹介します。

あいにく現像ミスで左右反転になってるし、ピントも合ってないですが、私にとっては貴重な写真です。

 

 

 

この映画では、昔の艇庫の雰囲気そっくりでしたね。(2階にベランダはありませんでしたが)

ちなみに写真に写っているのは男子のフィックス(6人漕ぎ)のオールです。女子はナックル(4人漕ぎ)で、オールは4本です。

 

というわけで、年金女子「たま」は高校時代、あんドーナツを食べて、ボートを漕ぐ毎日でした。

志津屋のあんドーナツを食べながら、懐かしい思い出に浸ります。 (❁´◡`❁)