見てきました。今年の祇園祭の様子。
前回(7/4)の「シルバー京都巡り」でハスの花を見足りない気分だったので、祇園祭の宵山の日にハスの花巡りのソロツアーをしてきました。帰りに函谷鉾や菊水鉾を見て、懐かしかったこと。
まず、京都府立植物園のハスの花へ。
ここは、70才以上の人は京都府以外の人でも入場料無料という、太っ腹。今日はまだ梅雨の途中だけれど、曇り空で、時々陽も差しているのはありがたい。
広い植物園の奥のアジサイ園のところにハスの池があります。う~ん、やっぱり朝10時では、開いているハスは少なかったです。
面白かったのは、大きなハスの葉に水滴がたまっているのですが、下からブクブクとあぶくが出ているのです。
どこからこの気泡は出ているの?
次に東本願寺のハスの花へ向かいます。お寺の南側の堀にハスがたくさんあります。
遅かったですね。時間的にもお昼近いので遅かったのですが、もう花が咲き終わって「シャワーヘッド」状になっているのが多かったので、時期的にも遅かったようです。
でも、シャワーヘッド、かわいい。
お昼は、京都駅八条口から徒歩5分、殿田(とのだ)食堂で、名物「たぬきうどん」をいただきました。
あんかけうどんに、たっぷりの九条ねぎとショウガが載っています。700円という値段がうれしい。
西陣に下宿していた学生時代に、近所の小さな食堂でよく食べたあんかけうどんを思い出します。
こんなにネギもショウガも載ってなかったけれど、寒い冬に、はふはふと食べておいしかったなぁ。殿田食堂の名物も、冬に食べるともっとおいしいだろうなと思いました。
お昼ごはんが700円で済んだのに気をよくして、京都駅八条口の志津屋であんパンとあんドーナッツを買ってしまいました。
440円。
ポパイにホウレンソウ、年金女子にあんこ。元気いっぱいになって、地下鉄で市役所前へ。
新京極と寺町京極で、ちょっと調べもの。(また京都の伝説シリーズに書きますね)
そして、今日の締めくくりは、祇園祭前祭(さきまつり)の山鉾(やまほこ)をいくつか見ること。
祇園祭の山鉾巡行は、前祭の17日と後祭(あとまつり)の24日の2回ありますが、巡行前の宵山(よいやま)で露店が出るのは前祭のみです。しかも宵山は14日~16日の3日間続き、昨夜は雨だったので、今夜はたくさんの人出でしょう。
昨年のこの時期にも、年金女子組は山鉾を見に来たのですが、気温の高い中を歩き回るのは体力的にハードでした。
2人とも早々とコーヒーショップに入り浸ってしまったことを思い出します。
今年は一人で、お気に入りの函谷鉾(かんこぼこ)と菊水鉾(きくすいぼこ)をメインに見てきました。
四条烏丸の交差点を西に入ると、すぐに函谷鉾が目に入ります。
お囃子の人たちも鉾に乗っていましたが、夕方にならないと「コンチキチン」の音色は聞こえないようです。
室町通りに入ると、菊水鉾。函谷鉾と同様、鉾の胴体の部分を飾る懸装品は雨に濡れないようビニールで覆われています。
山鉾によっては16世紀のベルギー製タペストリーのように重要文化財に指定されている飾りものもあるそうです。祇園祭の山鉾巡行が「動く美術館」と呼ばれるわけですね。
まだ午後3時前ですが、ちらほら露店が出ています。
お祭り関係のお姉さんたちが、いつものうちわを配っていました。毎年、もらえてうれしいです。
夜には、通りびっしり露店が並んで、観光客や地元の人達であふれかえり、一方通行になる通りがあっちにもこっちにも出るのが目に浮かびます。
残念ながら今日は昼間のうちに帰りますが、来年は、やっぱり夜に来なくては。コンチキチンの音色を生で聞かなくては。
いくつになっても「お祭り大好き」は、治りません。(●’◡’●)