1週間で狂った食欲を完全コントロール!
ダイエットは通過点。疲れ知らずの体づくりをお手伝いをします!
ダイエットマイスターぶちょぅです。
前々回は、麦と大豆の麹から作る最強健康調味料、醤(ひしお)の話をしてきました。
そして、前回は、醤がビフィズス菌を圧倒的に増やす仕組みをお話ししてきました。
ここまでくれば、あとは醤を仕込み、毎日の食卓に組み込んでいけば日々の健康レベルは相当上がりますね
今日は、醤の仕込みです!
材料
ひしおの糀(麦麹 : 大豆麹 = 1:1 )・・・・ ・550g(1袋)
水 ・・・・・・・・・・・・300g
醤油 ・・・・・・・・・・600mL
昆布 ・・・・・・・・・・10cm×10cm 1枚
混ぜて仕込み完了。
カンタンすぎます。。。
今の時期だと2,3週間で完成です。
春や秋は4週間程度。
冬は置き場にもよりますが、5,6週間程度かかります。
発酵食品づくりはできるまでのメンテが重要ということはみなさんもよくご存知だと思います。
醤づくりのポイントをまとめてみましょう
これは糠床のメンテナンスと一緒ですね。
糠作りも醤もそうなのですが、それぞれ乳酸発酵、そして麹菌による発酵を目的としているのですが、この菌群の中には、
酵母
も含まれているんですね。
この酵母は、酸素がない状態(嫌気的条件)で、
糖質をアルコールと二酸化炭素
に分解します。
なので、毎日混ぜないと???
アルコール臭がつーんとします
なので、できるまでは1日1回でいいので、容器の奥の部分を空気に触れさせるように、まぜまぜしてあげましょう。
1日1回でも少しアルコールっぽかったら、まぜる回数を増やしましょう
みなさんご存知納豆菌。
枯草菌という土壌に多く棲息する菌です。
菌世界最強の菌と言っても過言ではないって知っていました??
100℃の熱にも、芽胞といういわゆる非難場所を形成して、難を逃れるんです。
藁納豆も、藁を高温で蒸して、そこにゆで大豆を入れて発酵させるんですけど、納豆菌を添加していないんですよね。
高温処理されても生き続ける納豆菌がそのまま大豆を発酵させています。
納豆菌だけが生き残るのです。
そんな耐久性最強の納豆菌が、醤を侵してしまうと??
そうですね。カンタンですね。
大豆麹が納豆菌に侵されるので、
ねばっと納豆テイストになってしまいます。。
なので、醤をかき混ぜるのは、ゴハンの準備をする前に、さっさと済ませてしまうことが重要です。
また、醤づくりのFAQも掲載しておきますので、参考にどうぞ
このお盆の時期、1週間くらい帰省したりしますよね?
その間、ひしおさんも一緒に帰省!?
なんてことはないですよね。
糠床のメンテナンスと同じです。
表面にラップをかけて、冷蔵庫で冷やしてください。
これはまだ取り返しがつきます。
1日2,3回混ぜ混ぜして、酸素を送り込んであげて、酸素のある状態(好気的条件)で発酵させてあげてください。
いずれアルコール臭さが抜けてきますので、抜けるまでは辛抱です。
これは致命的です。
なぜなら、最強の耐久性を誇る納豆菌を取り除くことはできません。
残念ながらイチから作り直しましょう
それかあなたが鉄の心を持つのであれば、納豆ひしおと割り切って食べるという選択肢もありますね
というわけで、失敗したときのために、ひしおの糀はスペアを買っておくとよいと思います。
最後に一つ言わせてください!
ひとたびアルコールや納豆菌の脅威にさらされながらも、毎日そーっとかき混ぜを繰り返し、ようやく醤が完成!
色がより黒っぽく、醤油のような色になったらOKです。(醤油と同様、メイラード反応というものが生じています)
味見もしてみて、たまり醤油にうま味を加えたようなコクが感じられたら完成です。
醤の強みはですね~。
ひとたび出来上がったら、まぜまぜしなくていいんです。
糠床は永遠にまぜ続けないといけないじゃないですか!?
日本橋の某有名日本料理店の店主さんは、「糠床が心配で、旅行に行けない」っておっしゃっていたくらいです。
醤フリークは、気にせず旅行に行けます 笑
長期不在の時は、ラップをかけて冷蔵庫と先ほど申しましたが、あれは醤が出来上がる前の話です。
要するに、完成するまでは、分解する元の原料(麦と大豆)があるわけなんですけれど、それが全部分解されれば、もうそれ以上は発酵は進まないということになります。
ちなみに、同じ発酵でも、ワインは途中で酸化防止剤を入れて発酵を止めないと、酢酸菌のおかげでワインビネガーになってしまうんですね。
麹さんはお上品なので、発酵が終了すれば、あとはどうぞ美味しくお召し上がりくださいというスタンスです。
とっても簡単、
ひとたびできてしまえばメンテナンスフリー、
日ごろの食卓とのマッチングも最高、
コスパ最高、
そして腸内環境まで最適化してくれる最強健康調味料
それが醤です。
是非お試しください!
では!